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ブルージュ近郊

引き続きブルージュでのホリデイ近郊見物をお送りします。

◇ブルージュから北海へ


  1996年9月1日。今日は日曜日。早朝速
の後はシャワーでさっぱりして朝食を腹いっぱい食べた。

 食後のコーヒーが美味い。これから専用車(メンバーは9人なるもチャーターしたのは60人乗りの大型バス。適度のマイクロバスは無いみたい。)でブルージュ郊外見物としゃれ込んだ。

 先ずは早朝速歩で歩いた風車を遠巻きに見て(バスは運河で円く囲まれた市街地には入れない)、ブルージュの運河が砂に埋まったあと、その代わりに栄えたダンメの街へ向かう。


dammeの運河
  小さな鄙びた街である。
変な美術館


 崩れかけた教会の庭の彫刻を見学してると一人の老人が自転車でやってきてすぐ近くに美術館があるから是非来いという。

 ついつい、付いて行くと彫刻を専門にした彼の美術館で、無料なのでこれ幸いとお邪魔する。

 彼は盛んに日本に関して知ってることを披露してくれ、挙げ句の果てに本人が作曲した“東京なにがし”の曲を歌ってくれた。

 仲間が 2、3 買い物をしてお礼とした。

 さて専用車(バス)は更に北西方向に進み、オランダ国境付近の北海に面したリゾート地クノックヘイストへと向かう。ところがバスが大きすぎて駐車スペースが無い。

 やっとのことでカジノの前で駐車し、遠浅の北海海岸の砂浜を波打ち際まで行く。これが西の果ての北海か!と海水を手ですくいあげて感慨にふける。

  程なく専用車でブルージュ目指して帰途につく。


小さな街のレストラン



 途中小さな街で昼食をとる。未だ11時半頃なのでお客も我々のみ。

 生ビール、ジャーマンポテト、スパゲッティなど適宜注文して楽しいひとときを過ごす。

 12時半を廻ると三々五々とお客が集ってきた。



 ほどほどにして、ブルージュへ向かう。ブルージュの運河で囲まれた中心エリアは大型バスなど入れないのでバス(専用車)とお別れして、徒歩でブルージュ見物とする。

  町中では、チョコレート工場の見学で途中工程での試食(ぜんぜん甘くない)など楽しむ。

 またブルージュは刺繍が有名であちこちお店が立ち並んでいる。

遊覧船
 ショッピングを楽しんでから、運河巡りの10人乗り程度の遊覧船に乗る。約30分掛けて運河から町並みを見物する。

 建物は12〜14世紀に建てられたものが大半だがそれぞれ人が住んで生活しているため、整備されてとても奇麗だ。



 遊覧船ガイドの叔父さんに途中日本語で説明してくれと頼んだら、一個所だけ“魚市場”と叫んだだけだった。



 十分中世の雰囲気に浸った後で夕方になってきたのでひとまずホテルに引き返し一休みしてからディナーに出かけることとした。

 


 明日はブラッセルに移動し一仕事のあとヘルシンキへと向かう予定。


 

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