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玉川上水探索 オフ

玉川上水
  今回は太宰治で有名な玉川上水探索オフラインミーティングの様子をお送りします。

 今回同行頂いたのは川越のUご夫妻、神奈川地区 Mr.M、S、Moと東京のMr.Y、私を入れて合計7名で、且つお昼に東京のMrs.F、夜の部に これも東京のMs.N が参加です。

 なお人物写真は“ポスタリゼーション”、ボカシ等の処理をしております。ご覧のモニターのカラー設定のせいではありませんので念のため。


*****玉川上水*****
  徳川家康は、天正18年(1590)江戸に入ると間もなく市中の給水をすすめるために神田上水を造った。これは井の頭池を水源とする神田川を活用し関口の大堰より下流を上水として造成した。

  その後、江戸城の西部と南部の給水を目的に幕府が江戸の町人玉川庄右衛門・清右衛門兄弟に工事を請け負わせ、承応3年(1654)6月に完成したのが玉川上水である。

  上水は多摩川の羽村に堰を設けて取水し、内藤新宿大木戸の水番所まで43kmは掘割で、ここより江戸市中には地下に石樋、木樋といった水道管を埋設し通水したもので江戸市中への給水のほか、途中三十余ヶ所で分水され、武蔵野台地の新田開発にも利用された。

新宿区教育委員会
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 1998年4月23日、Niftyserve FWELLのウォーキング部屋の川越のUご夫妻、神奈川地区 Mr.M、S、Moと東京のMr.Y私を入れて合計7名で、且つお昼に東京のMrs.F、夜の部に これも東京のMs.N が参加してオフラインミーティングを行った。 map of tamagawa water supply

  行程は拝島駅を基点に玉川上水に沿って西武玉川上水、鷹の台、小金井公園を経由して三鷹駅までのおよそ20kmである。

  集合は午前10時 拝島駅北口前。時間通り皆さん集合。早速ご挨拶をして、FWELL旗を広げて皆で記念撮影してから玉川上水目指す。

 駅から30m程で上水に出る。今回は幹事のMr.Moがよく事前調査していてくださったので難なく進むことができた。

 基本的に上水を挟んで両側に緑道が作られている。この付近の上水は玉石とセメントで護岸されていて、川幅およそ5mほどである。又、両サイドは鉄のフェンスで守られていて川面に接することは出来ない。


玉川上水スタートポイント


 先ず案内板にて情報入手。これには地図と玉川上水の謂れなどが書かれている。これにて概略のイメージを確認し、早速ウォーキング開始である。

  横に道路が走っており、緑道はそこから一段(50cm程)嵩上げされた状態で人が2人並んで歩ける程度の道幅で両側には子楢に木などの並木になっている。

  水面は道路から 2m ほど下で、意外にも乳白色に濁った水である。雨が降ったためだけとは思えぬがともかく 清流(看板にも清流の復元などと書かれていた)には程遠いのには 少々がっかりである。

  しかし、台風7号が昨夜足早に日本列島を縦断し東北方面へ抜けてくれたので、多少湿度はたかかったがウォーキングには好都合な曇天である。

武蔵野その1

 皆さん談笑しながら快適なペースで歩いて行く。しばらく住宅街の中を行く。ちょうど真中を上水が流れていてその両側およそ10mずつ程が緑地になっている。

 西武砂川駅近くでは緑道以外に武蔵野の面影を残す遊歩道が整備されていて心休まる思いである。

  突然上水が無くなり川が直角に交差している場所に来た。残堀川(?)が直角によぎって流れている。こちらの水は澄んで綺麗に見える。

 上水はここでサイフォン構造にて残堀川と交差していた。大変珍しい構造であった。

 更に歩いて行くとやがて西武国分寺線の玉川上水駅に突き当たる。ここは現在モノレール線との立体交差などであろう駅舎、および道路の工事中であちこちバリケードにより歩行制限をしてある。駅前のスーパーで飲み物、アイスクリームなど調達し一休みする。 

 初めて“桃の天然水”なる流行の飲料水を飲んでみたが桃の味が強すぎてどうも美味くない。やはりミネラルウォーターのほうが口に合うようだ。

  再び玉川上水のウォーキングを続ける。玉川上水駅の横の上水には水面まで降りられる工夫がしてあり、子供たちが水遊びしていた。また、この付近だけは上の画像のように昔のままの上水の姿を保存してあった。


小平中央公園にて

 また緑道を歩き始め昼食場所の西武鷹の台駅横の小平記念公園を目指す。相変わらず上水の両側に10m ほどの緑道が延々と続いている。

 木立の中の緑道も見慣れてしまうとかなり単調な風景である。

 やがて西武国分寺線とぶつかる。この左手が鷹の台駅である。やれやれここで昼食である。駅前のコンビニで各自思い思いの昼食ネタを仕入れて近くの小平記念公園へ向かう。

  このとき、仕事で超ご多忙のMrs.F がわざわざ電車で駆けつけてくれた。

  昼食時には必ずパーコレータで炒れたコーヒーを味わうことにしており、今朝も出掛けに豆を粗挽きにて用意してきた。歩いた後のこの食後のコーヒーは応えれられない。

武蔵野その2


 1時間ほど昼食休憩して記念撮影したあと午後の部開始である。再び上水の緑道をひたすら歩く。まだこのあたりはそこここに武蔵野の面影が残っている。

 やがて五日市街道にでる。ここからしばらく小金井公園の先までは玉川上水の横は五日市街道である。

 しばらくして西武多摩湖線の踏切を渡る。国分寺線も多摩湖線もいずれもJR国分寺駅を基点にしている。およそ行程の2/3きたことになる。

  左手に小金井カントリークラブの標識あり。この近くは系列会社の工場があり時々来たことがあるがいつもはタクシーなので実感が湧かない。

 更に進むと広大な小金井公園の西側の入口に到着。中に入って休憩である。桜の園とかの標識があるとこを見ると春はさぞかし桜で綺麗であろうと想像する。

五日市街道

 10分ほど休憩してゴールを目指す。実はメンバーのMs.Nとは三鷹駅16時20分待ち合わせのためこの時間までに着く必要がある。あと40分ちょっとだ。

  五日市街道の横の緑道を一列になって進む。(武蔵野市に入り一段と歩道が狭くなってきた。)心なしかみな疲労気味である。

  途中の標識にて三鷹駅まであと橋何本と数えて あと7本からはカウントダウンしながら歩いていった。三鷹駅近くになると完全に暗渠化されてきて上水そのものがはっきりしなくなる。但し暗渠の上は一応公園状になっているが。


銭湯朝日湯

 三鷹駅に到着。ちょうど16時20分過ぎである。早速改札口にてメンバーを待つが、手違いにより20分ほど遅着。


 メンバーが揃ったところで事前にチェックしてあった駅から3分程度の銭湯朝日湯に行き、395円(だったかな?)にて今日一日の汚れを落とし、リフレッシュ。

 このごろの銭湯はいろいろ設備が整っていて、マッサージ風呂や座風呂、電気風呂、サウナなどなど至れり尽せりで疲労回復にはもってこいである。

  さて一風呂浴びた後は恒例の“完歩ーい”パーティである。風呂に行く道すがらチェックしておいた居酒屋に入り、先ずはビールで乾杯! 

 美味い、美味い!

宴会

 新規参加の お二人を交えて、自己紹介に始まりいろいろな体験談、はたまた人生感などなど話は尽きず二時間はあっという間に過ぎていった。

  また、来月の定例オフでの再会を約して本日の 玉川上水オフラインミーティングは幕となりました。

 お付き合い頂いた 皆さん に感謝,感謝!


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