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奈良公園 ・ 春日大社

近鉄奈良駅の東方300mほどのところに広がる奈良公園。
 奈良の都は、約1300年前の710年(和銅三年)飛鳥藤原宮から平城京に遷都し、山城国長岡に移るまで74年間国政を司り、華やかな天平文化が育み栄えました。

 この頃の信仰の場として東大寺、興福寺など南都七大寺と春日大社等の社寺仏閣が創建或いは移築され、門前町として発展し、更に物見遊山、観光へと時代は変遷してきました。

 一般的に理解されている奈良公園は660ヘクタールの広大な地域にまたがり、貴重な歴史的文化遺産を包蔵する東大寺、興福寺、春日大社、保存のための文化施設である国立博物館、正倉院等々と、これらをとりまく雄大で豊かな緑の自然美が調和して、他に類例のない歴史公園とも称される奈良公園となりました。

 木々に映える堂塔伽藍、若草に萌える芝生、鹿の群れ遊ぶ風情、「大仏と緑と鹿」で代表される奈良公園は古都奈良の顔でもあります。
 (奈良県ホームページより)

 

園内にはいたるところに放し飼いされた多くの鹿たちが餌を求めて行き来している。

ー 春日大社 −


世界文化遺産の一つ。長い参道には2,000基に及ぶ石灯籠が続き、その奥にうっそうとした森に包まれて朱塗りの社殿がある。

710年藤原不比等が常陸国鹿島から歓請した。

祭神が白鹿に乗ってきたとの伝承から奈良の鹿は保護されてきたそうな。

 中門 (重要文化財)
  



 南門から中門方面を望む



回廊にある約1000基の釣燈篭

中元万燈籠(節分と8/14・15)の夜には境内の約2000もの石燈篭と約1000の釣燈篭全てが一斉に点火される。



木漏れ日:
うっそうとした参道には秋の柔らかな木漏れ日が美しい。

風変わりな東屋

 

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