TOP > Walking > オフラインミーティング

朝霧高原オフ

◇“パソコン通信ウォーキングフォーラム”オフラインミーティングへの参加

今回、東海自然歩道を歩かれて1年有余で、東京高尾から大阪箕面まで1,350kmを完歩される“パソコン通信ウォーキングフォーラム”仲間の Mr.Oの快挙を記念して行った、有志による“一緒にゴールを”オフををお送りします。

なお人物写真は“ポスタリゼーション”、ボカシ等の処理をしております。ご覧のモニターのカラー設定のせいではありませんので念のため。


map of asagiri 1997年11月29日、Niftyserve FWELLのウォーキング部屋で懇意になった中京地方にお住まいのMr.O,Mr.Kのお二人、それから神奈川県にお住まいの Mr.M,Mr.Sの五人で 東海自然歩道 完歩 記念 ウォーキングを企画。

 最終行程の井出駅から佐野峠、長者ケ岳、田貫湖経由猪の頭、朝霧高原を歩かれるMr.Oと田貫湖から合流して朝霧高原まで一緒にゴール。そのあとホテルで祝賀会との計画であった。 

前日の天気予報は雨。11月29日の完歩オフは危うい。しかし夜のパーティ及び翌日天気回復による、再チャレンジを目指すことにする。

従って29日は夜パーティに間に合えば良いので出発を午前10時と遅らせた。PC通信にてフォーラムを読むと Mr.O より“本日身延線は事故により不通。天気が良くても結局駄目だった。ともかく夕方までにホテルへ向かう”との連絡あり。

 途中神奈川組を拾って一路車で国道246号を走り、富士五湖へと向かう。精進湖民宿にもう一人の中京メンバーMr.Kが泊まってられるのでピックアップするためだ。今日は最初から小雨だ。やはり無理だったようだ。途中どんどん雨脚が強くなりついには豪雨となる。

 精進湖民宿を探し当てMr.Kをピックアップできたのは午後3時を廻っていた。4時頃ホテル(といっても名ばかり。部屋は狭いし・・・・・・・・。但し、温泉だけは良かった。)に到着。

 外は相変わらずどしゃ降りの雨。本来なら朝霧高原の向こうに霊峰富士が拝めるはずなのに何も見えぬ。豊橋からMr.Oが程なく到着され、これで全員集合である。  


記念写真 一風呂浴びてさっぱりしたところで祝賀前夜祭だ。Mr.S差し入れのシャンパンで完歩記念の乾杯!それからはビールは勿論、日本酒、焼酎、ブランデーなど、各々差し入れのアルコールにて盛大な祝宴を繰り広げた。

 普段あまり飲めないMr.Kもほどほど酔っ払われていました。最後はいつも主夫しているMr.M が鍋の残りでの雑炊作りを指南。卵追加だの、固形燃料追加だの注文の多いお客と成り果て、極上の雑炊をたべて1次会終了。

 部屋へ戻って飲み直し。外は相変わらずの雨脚。これでは明日に順延の完歩チャレンジも危うい。特に田貫湖から井出へは山道でとても“無理”との結論でみな、腰を落ち着けて飲み始める。

 特にのんべ(?)のMr.M はピッチが進む。小生はどうしたことかあまり進まず、横になったらうたた寝をしてしまった。午後11時頃お開きにして就寝。


 翌30日朝5時過ぎに目覚める。雨は上がってるが一面の霧。朝霧高原とは良く名づけたものだ。温泉に入りさっぱりしてホテルの前の広場に出てみる。未だあたりは真っ暗。駐車場のライトで足元が少しわかる程度。かまわず駐車場の周回速歩を始めた。1周300m程度だ。

 程なくMr.K が出てらして同じく周回に付き合う。今日Mr.Kは所用で6時過ぎに早立ちするので、頃合いを見計らって車で富士宮までお送りし、別れる。

 途中の霧がすごい。途中白糸の滝に寄って駐車スペースの下見をする。(今日のウォーキング終点は白糸の滝と決めたため車をあらかじめここに移動しておく必要があるため。) 


 ホテルに引き返し朝食を取る。霧はだいぶ晴れてきたがまだまだ曇天である。今日は皆さん猪の頭から東海自然歩道を田貫湖に向かって歩き、更に白糸の滝まで足を伸ばすことにした。私は一人車で白糸の滝に行き、車を置いて田貫湖まで引き返し、皆に合流することにした。

  みなと別れ、白糸の滝から北上、田貫湖を目指す。田舎路ゆえ舗装道路なるも車はほとんど通らない。暫くゆくと完全に林の中に入る。前夜までの雨で木々はしっとり、路は雨水であふれんばかり。やがて霧が晴れてきて青空が出現。やれやれ。


 更に進むと「花鳥山脈」のサイドを練ってすすむ。親切な人が車を止めて“乗って行かぬか。私はこれから写真を撮りに行く”といってくれたが、丁重にお断りして歩き続ける。

  ほどなく田貫湖畔に差し掛かる。前方には長者ケ岳が望める。田貫湖畔をかすめて猪の頭方面へちょっと向かうとすぐ東海自然歩道だと思い更に進むと長者ケ岳の上り口で皆さん到着したところに合流出来た。


 ここで実は Mr.O,Mr.Sは長者ケ岳へ登ってくるとのこと。軟弱ウォーカー自認のMr.Mはここでコーヒーを沸かして待ってるとのこと。この20年山登りの経験は無いが2kmちょっとなら何とかなるかと挑戦することにした。


 これが何とも無謀でありまして最初の1km程度は快調にふっ飛ばしてなんだこんなものかと高を括ったが後がいけない。途中の休憩小屋があったので、ほうほうの体で座り込み休憩する。

 Mr.Oから休まずに少しずつでも登ったほうが楽とのご助言も耳には入るが体が受け付けない。結局10分ほどの休憩をしてまた、後を追いかけ始める。(休憩までは私がトップだった。)

長者ケ岳山道は昨日の大雨にもかかわらず特にぬかるんだとこもあまり無くグラウンドコンディションは良好なのがせめてもの救いである。

 長者ケ岳は平べったい山を3つほど越えてその又向こうにあり行けども行けどもたどり着かない。まるで逃げ水のようだ。

悪戦苦闘の末、上を見上げると我が仲間が降りてくるではないか。ちょうど頂上のすぐ近くで余りに私が遅いので(10分待ったとのこと)下り始めたところだった。もう一度頂上にお付き合い頂き、Mr.Oから頂いた水道水をむさぼり飲みした私でした。


下山時の富士

 

長者ケ岳からの展望はすばらしく昨日の大雨にて大気は一掃され青空の下霊峰富士を満喫することが出来ました。

さて麓でお待ちのMr.M のことを考えるとのんびりもしてられません。早速下山です。これは登りに比べて楽ちんで途中、田貫湖、朝霧高原、富士山が一望できるビューポイントで写真を撮ったほかは、休まずに一気にかけおりました。

しかし富士山はどこから見ても絵になります。麓では暖かいコーヒーが迎えてくれました。あーしんど。

ダイアモンド富士
  一休みしてから田貫湖を廻ってゆきましたがダイアモンド富士で有名なビューポイントにはカメラマンが3人ほど3脚を据えてその瞬間をねらってました。

田貫湖畔はキャンプ場などの施設が完備しており、夏休みを過ごすには大変いいところと見受けられました。

白糸の滝
 田貫湖に別れを告げ、一路白糸の滝に向かいました。白糸の滝も随分前に訪れた記憶はありますが地理不案内で滝への路などまったく忘れてましたが、音止の滝の雄大さ、白糸の滝の繊細さなどすぐ記憶が戻ってきました。



 滝見物も終わり、オフ切り上げの祝宴を開くべく近くのレストランに入り生ビールで乾杯!!遅い昼食をとって再会を約束してお開きとし、車でMr.Oを富士宮までお送りし、我々神奈川組は東名高速にて帰路に就きました。 

お付き合い頂いた Mr.O,Mr.K,Mr.S,Mr.M に感謝,感謝!
 


TOP > Walking > オフラインミーティング