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松代(まつだい)の朝霧撮影 顛末記
その1

 越後十日町市の松代にある 星峠から見下ろす棚田はそれは見事な景観である。

 2012年5月28日にその朝霧を撮るべくチャレンジしたが残念ながら朝霧の発生は見られず空振りに終わった。

 そこで2013年は朝霧発生をじっくり待つこととして、古民家を補修して貸し出している 「貸民家みらい」に3泊して、朝霧に備えた。

 結局3泊したあとの4日目に見事な朝霧が発生し、所期の目的達成した。

 ここでは今回の朝霧撮影チャレンジの顛末について纏めてみた。


 横浜より関越道を経由して十日町市へ・・・・・・
途中休憩をかねて前橋のバラ園を見学し、十日町市蓬平の古民家に入った。 

途中休憩を兼ねて 関越道 駒寄スマートICから程近い前橋敷島公園バラ園に立ち寄った。

 バラ園を経て再び関越道で六日町ICを降りて目指す 十日町市蓬平の宿泊地古民家へ。ここは「貸民家みらい」として古民家を丸ごと貸してくれる。
 ここから芝峠温泉は指呼の距離で、夜は芝峠温泉でゆっくり疲れを取ることができる。この貸民家に3泊して、朝霧を狙う作戦である。

 「貸民家みらい」および ほくほく線まつだい駅 付近の位置関係を示す。

「貸民家みらい」は右奥の2階建て。左前の建屋はお風呂だが 今回は近くの芝峠温泉でゆっくり疲れを癒した。

夕食は持参のホットプレートで秋田牛のステーキ、近くの新鮮野菜などを 肴に盛り上がる。

 さて、朝霧撮影はメインを星峠(1)から、サブを蒲生(3)からと狙いをつける。
 「貸民家みらい」から蒲生までは 視界良好であればおよそ10分、星峠までは20分強で 濃霧時はその倍ぐらいの時間を要する。

先ず 5月29日

午前3時過ぎ、「貸民家みらい」の周りは小雨模様であったが 先ず 星峠を目指す。
  星峠(2013/05/29 04:05)はご覧の通りで 朝霧は皆無。

   30分ほど様子を見るが、朝霧の気配なし。(2013/05/29 04:39) 

星峠に見切りをつけて 蒲生へ・・・・・・ ここもご覧の通りで朝霧発生無し。
(2013/05/29 05:12)

 この日は朝霧を諦めて、このあと、一路信州戸隠から鬼無里へ水芭蕉を求めておよそ300km、途中 「戸隠そば」を食して走っていったが、お昼過ぎから雨模様となり、奥裾花自然園の入り口で引き返した。

 帰りは上越市に入ると雨も上がったので上杉謙信の居城であった春日山城址に登り、上杉氏の在りし日を偲び、夕食は直江津港の近くの海鮮料理屋で日本海の海の幸を満喫、宿舎へ帰った。

  

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