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あじさい電車(箱根登山鉄道)

その2



 箱根登山鉄道沿線にはおよそ10,000株のあじさいが咲き誇っているとか。

 箱根湯本から強羅まで標高差がおよそ500mあるので例年6月中旬から7月中旬にかけて楽しむことが出来る。



 上大平台信号場から小涌谷方面に上ってゆくとやがて 大平台随道 がある。

 おりしも小涌谷方面から2000系車両(平成9年(1997年)製造) が下りてきた。


 反対の上大平台信号場方向からクモハ1000形車両(昭和59年(1984年)製造) が登ってきた。


 線路は彫刻の森駅を過ぎて強羅駅近くの途中で大きく右にカーブをとる。

 その一角に鮮やかなあじさいの群生がある。その中に入って電車を観ると一層紫陽花との対比でこの時期の絵になる。

 この時期、殆どの運行車両には紫陽花電車のエンブエムをつけているが、この日、唯一その表示の無い電車を見かけた。

強羅行きの表示である。



車内からあじさいを撮影する人


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