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フッカー・バレー  トレッキング




フッカー・バレー・トラックはビジター・センターから始まり、アオラキ/マウント・クックへ向かってフッカー・バレーを歩くトラック。

しかし、我々はキャンプ場の駐車場まで車で行き、そこから2つの吊り橋を渡ってフッカー湖までをトレッキングした。

ホテルにあったトレッカー用の地図


キャンプ場の駐車場から歩き始める。山あいのプカキ湖方面を見る。
一番右側の高い建物がハーミテージホテルである。我々はここのシャレーに2泊した。

ほんの10分で少し高台にでて、ここから Mueller Lake を見下ろすことが出来る。

ここには きびしい風雪に年月を刻まれた Hooker Valley の案内板があったがご覧の通りの劣化でよく読めないところが・・・・・
上の画像はほぼこの案内板を写したもので、晴れてれば MAINE DIVIDE の峰々が望めたのに・・・・残念!

1つ目の吊り橋を渡って Mueller Lake の脇に沿って進むと小雨に煙る湖には氷河のかけらが浮かんでいた。

ここは人気ルートと見えてトレッキングを楽しむ家族4人連れが・・・・・・・・・・・・。
彼らを追い越して行く。

再度  Pukaki Lake 方面を望んでみる。
相変わらずの小雨模様でレンズに水滴が着いてしまっていた。

第1の吊り橋から1kmほどで第2の吊り橋が見えてきた。こちらはかなりの渓谷に架けられている。
この部分が落差が激しいのか谷川の水が白く泡立っている。


この吊り橋の周りには岩肌に寄り添うように花や苔たちが咲いていた。

これはマウントクック・リリー?かな。花びらが数枚散っていたが・・・・・・・


今、渡ってきた吊り橋を振り返ると・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
岩肌に架けられてることが良くわかる。

Stoking Stream の川沿いのトレイルを Hooker Lake 目指して登ってゆく。


途中、ところによってはこのように水溜りの中を飛び越えながら登ってゆく。

このあたりにはあちこちに野菊のような白い花が点在している。




ブッシュの先に雪山が近づいてきた。


足元がぬかるんできたところには木道が設けられていた。



ようやく Hooker Lake が見えてきた。

    Hooker Lake には 氷河の塊がプカプカ浮いている。

  氷河の塊の両雄。まるで鳥や魚の格好に見えるし、色もエメラルドブルーである。
 まるで人工造形物のようだ。

小雨模様の中、およそ往復10キロのトレッキングであったが、氷河から流れ出て、湖を作り、それが川となって流れ出す様子を目の当たりにして、自然の悠然さを垣間見た気がした。


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