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プカキ湖



 明日はいい天気との予報を期待して11日目を迎えたが、なんと麓まですっぽり霧&雲。今までで最悪! そこそこに荷物を纏めてマウント・クック ビレッジからルート80を Lake Pukaki 方向へ引き返し始めた。

 プカキ湖はマッケンジー盆地の北端に沿って南北に伸びる、およそ平行した3つの高山湖の中で2番目に大きな湖である(他の2つは、テカポ湖とオハウ湖である)。3つの湖はどれも、後退する氷河がそれぞれの谷をターミナルモレーンでせき止めることによって造られた(モレーン・ダム湖)。氷河から供給される水は、これらの湖に氷河粉(氷河からの極度に細かく砕かれた岩粉)によって作り出される独特な青色をもたらしている。この湖は、80平方キロメートルの面積があり、また海抜480メートルの高さにある。

 プカキ湖(下中央)とその近隣の湖は、ウェスト・コーストからサザン・アルプス山脈によって隔てられている。この湖は、アオラキ/マウント・クックの近く、タスマン氷河やフッカー氷河に源を持つ、より合わさったタスマン川によって、北端から水が供給されている。70キロメートル北の美しい山の景色を、南岸から望むことができる。

 この湖の流出口は、南端にあって、プカキ川へと続いている。この湖は、ワイタキ水力発電計画の上流部にあたり、そのため流出口の近くには、いくつかのダムや運河があり、運河はこの湖をテカポ湖やルアタニファ湖とつないでいる。

 この湖は、貯水能力を増加させるため2回水位が上げられ、かつてニュージーランドの5ポンド札に描かれたファイブ・ポンド・ノート島が水没した。現在この湖は、13.8メートルの操作範囲で水面を人工的に上下させることができ、その結果、1,600GWhのエネルギー貯蔵能力を持っている。テカポ湖の770GWhと合わせて、ニュージーランドの水力電気の貯蔵能力の半分を超える。

(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)


山に掛かる雲がなんとも幻想的な雰囲気を・・・・・・・・。思わず車を止めて写してみる。

ここを左に行くと マウントクック空港である。行く手にプカキ湖が見える。


 Lake Pukaki 湖畔に来た時、友人がふと Mount Cook 方向を振り返ると、なんと、その頂が白く朝日に光ってるのを発見! 

そう、中腹までは雲に覆われていたが、その上は晴れていた。

プカキ湖面のはるか上空、雲の上に Mount Cook が・・・・・


遠望すればこんな綺麗なMount Cook連峰を見ることが出来た。

  こんなふうにLake Pukaki湖畔を南下しながら、それぞれのシチュエーションでその風景を撮り Lake Tekapo へ・・・・。
 (これで何とか Mount Cook に来た甲斐もあったような・・・・・・・・)


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