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エル・ポータル

(その1)

 2002年5月、今日はあの念願のヨセミテ国立公園に出かける。

 早朝、サンフランシスコのホテルをチェックアウトし荷物をフロントに預けてタクシーでカリフォルニアパーラーカー・ツアー事務所のあるカテドラル・ヒル・ホテルに向かう。集合は7:45でまだ20分以上ある。受付で名前とインターネット予約番号を告げると チェックの上、ほんの簡単なB5サイズのガイダンスを呉れる。(後でわかったことだがインターネット予約だとすでにクレジットカード番号にて行っているので事務処理は終わっている。)

 少なくともクレジットカードでの支払い行為など必要と思ったが相手が何も言わないので後で処理するものと思い、時間を待った。順次、日本の人も含めデスクに来て、チケットを受け取り支払いをしている。

 この間、くだんのガイダンスを読めばいいものを、どうせ観光地の説明だろうと読まずにいたがこれが大失敗。行動基準はこれにすべて書かれてあったことを日本に帰って確認したところ判明。これぞ後の祭り!

 このツアーは日帰り、1泊、2泊の3タイプあり、当日のお客は12名で私を除いて全員日帰りであった。宿泊はヨセミテバレーの中ではなく エルポータルであった。

 ツアーバスは毎日往復している。これは帰ってきて調べなおして判ったことであるが 行きはサンフランシスコ-140号線-エル・ポータル(ヨセミテ・ビュー・ロッジ)-ヨセミテ・バレー、帰りはヨセミテ・バレー-120号線-サンフランシスコのルートを走っていた。

 従って、帰りはエルポータルを通らずに帰るのである。

 私はエルポータルを通るものと思い込んで、翌日は帰りに荷物をピックアップしてもらうべく、ロッジにメモとともに預けて手ぶらで出発した。結果的に翌日来たバスの運転手は気を利かせてこの私の預けた荷物をピックアップして、ヨセミテバレーに来てくれて事なきを得た。(ヤレヤレ)

(Googleより引用)


途中のドライブインにて


 途中の草原(って言っても丘陵地帯だが)には風力発電用風車がズラリ!壮観である。10時過ぎに一旦休憩のためドライブ・インに入る。そうこうして走ってるうちに正午過ぎにエル・ポータルのヨセミテ・ビュー・ロッジに着いた。

 インターネットだと同じ道でエルポータルを行きも帰りも通るように読める。てっきりそうだと思ってた私は宿泊用の荷物を持っていたので、行きのヨセミテ・ビュー・ロッジでチェックインを済ませて、バレーへ行くべく一旦下車。

 ただし他の11人は早くバレーに行きたくてうずうずしているため 運転手は私がチェックインして、定期バスでバレーに行くものと思い、私を残して出発してしまった。


エル・ポータルの標識

エル・ポータルからヨセミテバレーまで バスで約20分。マーセド川に沿って両側に渓谷が・・・・・・・・・・・・・

 私はチェックインをして鍵を貰って部屋 (っていってもロッジでフロントからは歩いて5分ほどかかる) に行くも、部屋が開かない。 やむを得ずフロントまで引き返し、クレームして新規に鍵設定をしてもらい、ようやく部屋に入り、バレーへ出発しようとしたが、バレー行き定期バスは12:30発で先ほどフロントでごたごたしてる間に出てしまった。

これが最終便のため、もうバレーへのアクセス手段が無くなってしまった。なんてこった。

上流からロッジを望む

ロッジの庭からマーセド川を望む

もうバレーへのアクセス手段が無くなってしまったが、まあままよと、この近くの散策を始めた。
ロッジはマーセド川のほとりにあり、川の両側は切りたった崖でこの川に沿って140号線はバレーまで行っている。


ロッジのすぐ近くに"YOSEMITE NATIONAL PARK"の看板があり、ゲートが開かれていた。













公園案内表示


雪などで入れないときはここでこのゲートが閉まり通行止めになるようだ。

よし、これを遡って渓谷美を見定めようと自動車用道路(これしか無い)を歩き始める。
このあたりは傾斜が急で流れは白いしぶきをあげて流れている。



渓谷の両側には・・・・



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