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天龍寺 

 2002年11月6日、山陰本線 嵯峨嵐山駅を降りて天龍寺へ向かう。およそ10分足らずで総門に達する。総門から大方丈へ向かう参道の両側には左右に天龍寺の塔頭が並ぶ。


------------------------寺院パンフレットより----------------------------

 京都五山の第一位であるこの寺は、霊亀山天龍資聖禅寺(れいぎざんてんりゅうしせいぜんじ)といい、暦応二年(1239)に吉野で不遇の中に崩御された後醍醐天皇を慰めるために、足利尊氏が高僧夢窓国師を開山として、嵐山を背景とする亀山離宮を禅寺にあらためたのが創まりである。

  天皇が幼少の頃を修学に過ごされた地に、敵味方の別なく南北両朝の戦死者の英霊を慰めること、「怨親平等の精神」もこの寺の開創の目的であった。

  これまで永く中絶していた中国との貿易を再開して、その利益をこの寺の建立資金とした夢窓国師の、この造天龍寺船による貿易事業は、その後も室町時代を通じて行われ、わが国の経済や文化に寄与するところが多かった。

 創建以来650余年、その間に8度も兵火にかかって今は殆んど古建築をみる事ができない。



 塔頭の一つ「松厳寺」の境内では舞妓衣装を身に着けた女性二人がもみじを背景に写真を撮っていた。


私もお願いして撮らせて戴いた。



 すこし奥へ進むと右手の八幡宮の鳥居の前の紅葉が燃えている!



 これが天龍寺 庫裏。

この背後に書院、左に大方丈がある。 




境内図



 大方丈を通して庭園を覗う。




 大方丈横から庭園を望む。

   曹源池。 右の建物は書院

 


 曹源池方面から見た大方丈


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