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シドニー散策 |
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1988年7月21日から8月19日のおよそ3週間、商用にてシドニーにて過ごした。
当地はちょうど真冬の季節であったが特にコートも不要な極めて温暖な気候であった。
今回はそのダイジェスト版をお送りします。
真夏の成田空港から真冬のオーストラリア シドニー空港に降り立つ。着陸前のスプレーによる機内消毒にちょっと驚いての到着である。意外と暖かい。
入国審査も係員は日本人慣れしていて、日本語で対応してくる。
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仲間に迎えられて早速ホテルに向かう。空港から市内を通り抜け、ハーバーブリッジ(全長503m、8車線の車道と鉄道2路線。有料で往復1豪$であった。)を通ってノースシドニーに入ってすぐのところである。
ここは勤務先のシドニー出先オフィスの近くであり、これからしばらくの住家である。
ホテルの窓から見渡すと下の写真のように近くはシドニー湾に掛かるハーバーブリッジ、遠くはドーバー・ヘイツ方面の半島が一望できる。夜にもなると遠くに灯りがきらきらまるで宝石箱をひっくり返したように綺麗であった。
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ホテルからシドニー市街に行くには車でハーバーブリッジ(有料;往復1豪$)を渡って行くか電車でタウンホール駅で降りる。
ジョージストリートの一角にピエールカルダンなどが「世界で最も素晴らしいショッピングセンターと言っている クイーンズ・ビクトリア・ビルディング(Q.V.B)がある。
ここでの想い出はショッピングではなく、近くのレストランで夕食後、街を散策していてトイレを探したがなかなか見つからず、このビルのトイレに駆けつけたが、午後7時を数分回っていたため、掃除夫のひとが既に掃除を済ませ、施錠して帰ろうとしていた。そこを難とか無理に頼み込み事無きを得たことである。
今年(1999年)パソコン通信仲間がシドニーに長期滞在しているので、その方にお願いして現在のQ.V.Bの写真をお送り頂いたのがこの写真である。 |
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(1) シドニー湾 散策 |
休日にシドニー湾を走るマンリーフェリーに乗って海からのシドニー見物としゃれ込んだ。サーキュラー・キー フェリーターミナル から およそ10km北西のリゾート地マンリー まで約30分強の船の旅である。
意外と知られてないのがシドニーはフィヨルド状の湾の両側に開けた街であることである。
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フェリーはちょっと変わった格好でどちらが前だかわからない格好をしていた。これは余談であるが、行きのフェリーで船尾にのってあまり景色がよく見られなかったので、帰りは船首に乗ったが、なんとこのフェリーは電車のごとく両方向推進で、へさきをターンさせることなくそのまま進行。何の事はない帰りも船首に乗ったつもりがめでたく船尾での見物と相成った。
しかし、フェリーから眺めるシドニー市街遠望、見上げるハーバーブリッジ、すぐ横から見るオペラハウスなど一見の価値が十分にある。
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(2) シドニーの食生活 |
シドニー レストラン歴訪 一覧 |
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昼
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夜
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7月22日 |
すえひろ(うどん) |
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23 |
チョップスティック |
イタリアンピザ(Take out) |
24 |
QVBスナック |
アーガイル・ターバン(洋食、ライブ) |
25 |
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OAKS(バーベキュー) |
26 |
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ブラドス(ステーキハウス) |
27 |
ヌードル |
世阿弥(日本食) |
28 |
一心(てんぷら) |
レンガ家(日本式カレー) |
29 |
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ブルーエンジェル(伊勢エビの刺身ほか) |
30 |
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ダーティディック(ステーキハウス) |
31 |
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韓日(朝鮮料理) |
8月1日 |
マラヤ(ベトナム料理) |
喜多家(日本料理) |
2 |
一心(てんぷら) |
マリーゴールド(魚貝類料理) |
3 |
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サッポロ(日本料理) |
4 |
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花屋(日本料理) |
5 |
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金館(朝鮮料理) |
6 |
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レンガ家(日本式カレー) |
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シドニーの食事で先ず感じたことはほかの国でも同様であるが、ボリュームの凄さである。アングロサクソンやゲルマン人など、体格の大きな人種で構成されているため、とてもじゃないけど胃袋の小さなわれわれ日本人には多すぎる。
但し、駐在して慣れてくると胃袋も鍛えられてちゃんと大食いになるそうな。
いずれにしても出張でやってきた私には多すぎて、ついつい翌日は朝昼食抜きになってしまう。
16日間滞在したが、表に示す通り、夜の大半が日本食となってしまった。ノースシドニーだけで日本レストランが10軒程度あり、日本料理を食べるに事欠かない。但し素材は現地調達も多く、どデカイ茄子の煮付けなどが出てきてびっくりしたこともあった。
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(3) ライブ体験 |
レストランではライブショーをやっている店もけっこうある。7月24日、早速 レストランアーガイルターバン に夕食かたがたライブ見学に出かけた。当日の売り物は羊の毛を刈るショーであった。
その前に、何組かのコントめいたものがあり、かつ、大きな角笛など吹いて見せてくれた。お客には小さな小学生連れなどの家族も目立ち、大変なごやかな雰囲気であった。
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最後は毛もたおやかな羊が登場し、バリカンよろしく右手にかざしたカットマン(?)がパフォーマンスよろしく手際よく羊の毛を刈り上げて行く。ものの5分も経たずに羊は丸裸にされてしまった。
余談だがものめずらしさにこの刈った羊毛の一部を記念に日本まで持ち帰ってしまった。
シドニーの一端を紹介しましたが、是非再訪したい街でありました。
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