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シアトル市内散策(2)


museam
  9月26日。今日も快晴。今日は南部東部を散策する。

 ホテルを出て、例のPike Market の「ロウエルズ」のカフェテリアで朝食を取る。

 このあとシアトル美術館へ向かう。3日目ともなるともう勝手知ったる何とか・・・・である。
 3フロアに亘って展示してある世界各国の作品を鑑賞する。館内では小学生が美術の先生に連れられて屋外授業をしている風景も見られる。

 美術館を出て 2th Ave. を南に進む。ガイドブックではまもなくシアトルの「アンダーグラウンド」がある筈であったが見過ごしたようだ。パイオニアスクエアのスミスタワーまで来てしまった。昨日ここの路上で銃撃戦があり2名死亡したと朝刊に出てたところだ。このごろ治安がよくないようだ。夜のセイフコ・フィールドでのシアトルVSテキサスレンジャーズの大リーグ観戦は怖いから見合わせて、テレビ観戦しよう。


 ここを通り過ぎてインターナショナルデスクリクトに向かう。突然サイレンをけたたましく鳴らして消防車が数台駆け抜けてゆく。
 ちょうどキングストリート駅とユニオン駅が隣接している陸橋の上でこれをやり過ごす。

 ユニオン駅のホームに出てみると列車が止まっていた。ここから4th Ave. を更に南下してセイフコ・フィールド(シアトルマリナーズの本拠地)に向かう。途中、昔キングドームがあった場所に現在、マイクロソフト・スタジアムが建設中であった。

 そこを過ぎたところに開閉式ドームのセイフコ・フィールドがあった。

safeco field

 今日からの最終3連戦でプレーオフ進出をかけて大魔神佐々木のいるマリナーズが戦う筈(結果は5-0でマリナーズの完勝となり、佐々木の出番は無かった。)であるがまだ閉門のままである。

 入り口横のマリナーズ直営ショップを覗く。ここでも佐々木の人気はたいしたもので、ユニホームなど背番号5,13とともに 22番が沢山陳列してあった。このTシャツを記念に購入して、セイフコ・フィールドを後にする。
china town


 またキングストリート駅を目指して北上する。駅の構内を通って日系の経営になるスーパー「宇和島屋」へと向かう。ここはアジアのものなら何でも揃えてあるとか。2階は「紀伊国屋書店」であった。久しぶりに日本のスーパーに入ったみたいでなんだか少しほっとする。

 ここを後にしてチャイナタウンをぐるり見て廻る。タウンの入口にある中国系の店に入り、白身魚のすり身だんごの入ったヌードルを食べる。具とスープはまずまずなのに麺が細くてあまり美味しくなかった。隣のテーブルでは日本の3人組のご婦人方がわんたん、餃子の入ったヌードルを美味しいねといいながら食べていた。

りす


 そこを出て一路東に向かって急坂を上ってゆき、ハイウエイを横切ってシアトル大学に向かう。途中 KOBE TERRACE (公園)で一休みして YESLER WAY にてハイウエイをまたぎ、BROAD WAY へ左折してから直線路を進む。

 しばらくして右手にシアトル大学が見えてきた。構内の芝生でまた一休みしていると目の前にリスが出て来て木の実と戯れている。人馴れしていて全然逃げる様子が無い。


waterfront

 シアトル大学を後にして MADISON ST. を西へ今度は海岸に向かって下ってゆく。途中、ソレントホテルを過ぎて 8th Ave. に右折する。さらにそのまま進み、ワシントン州会議・貿易センターの下(道が建物のトンネルになっている)を通って、Pike ST. に出てメイフラワーホテルに帰った。

 ホテルで一休みして、夕飯を食べに「こうじ大阪屋」へ向かう。もう3日目で常席となったカウンターに座り、板前の「TAKA」さんにやきとり、餃子とスーパードライを頼んできゅっと一杯。良い気分である。窓の外はアメリカ西海岸特有の太陽がまだまだ燦燦と照らしている。 馴染みになった 「TAKA」 さんと話が弾む。

 隣に米人が来てスペシャルディナーを注文している。出てきたものを見ると、刺身、てんぷらと酢の物&チラシ寿司である。結構美味しそう。 

 3日間の様子から板前「TAKA」さんの人当たりもよく、結構繁盛していてお客は日系人3割とそれ以外と言うような感じである。寿司で人気があるのはカリホルニア巻といってきゅうりとアボガドを先ず海苔巻にしてその外側をまた寿司飯にて巻いたものだそうで、確かにフェアバンクスのスーパーなどでもよく見かけた。最後に御寿司を握ってもらい、赤出汁とともに頂く。

 日も暮れかけてくると客足は最高でほぼ満席となってきたし、お腹も一杯になったので$40ほど勘定を済ませてウォーターフロントを通ってホテルに向かう。

 今日はこれからホテルでマリナーズのナイター観戦をしながら、荷物のパッキングをして明日の帰国に備えよう。
  



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