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妙本寺



 妙本寺は鎌倉駅から歩いて8分ほど。鎌倉のお寺の中では境内が大きな部類に入るようだ。

 日朗を開山として1260年に創建。もとは比企能員の屋敷で、比企一族が、北条氏を中心とする大軍に攻められ、滅ぼされた地とか。そういえば境内に比企一族のお墓がある。

 方丈への石段を登ってゆくと左手に社務所があり、更に進むと土手に胡蝶花が咲き乱れている鐘楼に出る。そこからは参道から登ってきた道と合流して二天門に至る。

 二天門は左右にまします阿吽像もさることながら欄間の彫刻が見事である。

 二天門の下から正面の祖師堂を拝む。大変大きな建物である。祖師堂の右手にはここにも苔むした石段があり、あたり一面胡蝶花が咲き乱れていた。

 さらに二天門に近いほうに比企一族の墓地があり、二天門から見て左手の山側は一般の墓地になっている。

 今回、残念ながら海棠は未だであったが、新緑に映える境内は心洗われるものがあった。

 紅葉シーズンに再訪して見たいところであった。





境内図

参道の胡蝶花

胡蝶花と鐘楼


二天門の欄間
仁王像

祖師堂
左手の山からの祖師堂
祖師堂の回廊

八重桜の花びら

一面咲き誇る胡蝶花
苔の石段

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