TOP > 史跡散策 > 豊前

- 豊前・薦神社 -


 実家(A地点)から程近い中津市にある薦神社(B地点)、羅漢寺(C地点)を訪ねて見る。

先ずは薦神社。
--------------------------
 薦神社は承和年間(834〜848)の草創と伝わり、三角池を御神体とし、池を内宮、社殿を外宮と称しています。宇佐神宮との関係が深く、宇佐行幸会の際に神輿に納める霊代の枕は三角池の真薦で作るのが習わしでした。社殿は、三角池の東に位置し、本殿、申殿、拝殿を南北に並べ、周囲を築地塀で囲み、東側に神門が開いています。周囲は鬱蒼とした社叢に囲まれ、朱塗りの社殿とともに優雅なたたずまいとなっています。

 内宮である5ha余の池と外宮の社殿は大分県の史跡及び天然記念物に指定されています。池は三角池(御澄池)と呼ばれ、池そのものが御神体です。池に自生する「真薦」を刈り取って池の敷島で乾かし、宇佐八幡宮の「御枕」にしたと伝われます。(中津市のホームページより抜粋)
----------------------------

そんな故事にならい、2002年には奈良東大寺の大仏開眼1250年の節目の「転害会(てがいえ)」には宇佐神宮の若宮神輿が大仏殿に参拝、真薦の枕も献上された。

                                              三角池


TOP > 史跡散策 > 豊前