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法隆寺
秋の法隆寺:2001年11月30日。秋晴れ。

ー 世界文化遺産ー
 法隆寺は飛鳥時代の姿を現在に伝える世界最古の木造建築。
 推古天皇と聖徳太子が用明天皇のご遺願を継いで、推古15年(607)に寺とその本尊「薬師如来」を造られたのがこの法隆寺(斑鳩寺)であると伝えている。

 
 当日は摂津から近畿道-西名阪を飛ばして法隆寺インターを降りて一路法隆寺へ。すでに時計は午後4時を回っている。 参道の横にある土産物屋の駐車場を借りて、参道を行く。

 先ず目に付くのは南大門。お土産屋が左右に並ぶ参道を進むと正面に見えてくる。左右に阿吽の仁王像を従えた貫禄のある門である。




南大門

法隆寺境内図


阿像

吽像





 南大門をくぐって中に入ると正面に中門・五重塔がある。

 午後5時で閉園とのことで既に4時半を回って、寺の従業員も三々五々帰宅する姿も見られる。

 急ぎ足で境内を回る。

 五重塔は高さ約31.5メートル(基壇上より)で、わが国最古の五重塔。


 残照の夕陽に輝く姿は流石に見事!


 平日の閉園前ということで観光客もまばらで大変静かで雰囲気は最高である。


 境内の紅葉は今年はご他聞に漏れずあまり無かったが池のほとりの紅葉が目にとまった。

 特に苔に落ちた紅葉など侘び寂びに通じるものがあった。


 東大門越しに見る夢殿。おりしも満月が昇ってきて素敵なアクセントをつけてくれた。



 今回は時間が無くて各建物の中を見れなかったのが大変残念であった。”五時で閉園”とのマイクの音にせかされて法隆寺を後にした。

 明日はいよいよ談山神社へ向かう。


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