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キンデルダイク 

(その1)


 アムステルダム中央駅からロッテルダム駅までは、インターシティで37分。

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 ロッテルダムの南東約15km程の川沿いに、1740年頃灌漑設備用としてつくられた風車群が残っています。風車のある地名をとって「キンデルダイク(Kinderdijk)の風車」としてられていますが、現在1,000基程残っている風車のなかでも19基というまとまった数が揃っていて、広々とした湿原にその壮観な姿を映している珍しいスポットなので、観光客に人気があります。
 
 まわりには風車以外に大きな町や観光スポットはありませんが、川を遊覧船で巡り、風車に迫る川下りツアーや、風車の内部見学も可能です。周辺の緑地を散策したり、ボートに乗ってゆったり風車を眺め、写真に収めたりして、風車のある風景を心ゆくまで楽しみましょう。

 キンデルダイク一帯の風車保存地区が、ユネスコの世界遺産に登録されたのは1997年12月のことです。正式名称は「キンデルダイクとエルスハウトの風車ネットワークThe Mill Network at Kinderdijk-Elshout)」となります。

この地域の風車は、農地に必要な水を入れたり汲み出したりする灌漑用設備として、中世に建造され今日でも活用されています。

ここには風車を使った灌漑設備に関する全ての技術(堤防、貯水池、水を汲み上げる機械、管理用の建物、完全な状態で保存された風車群など)が残されています。

(オランダ政府観光局ホームページより)
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 ロッテルダム中央駅から10分ほどのロンバルダイン駅前から出ている90番のバスに乗り、およそ40分ほどで停留所Molenkadeにて下車すると、まわりは運河が張り巡らされた田園地帯である。




    この運河沿いに19基の風車が点在している。


  停留所から程近いところに遊覧船の乗船口があるが、先ずは歩いて見て廻る。

これは何のためのものか? こころもち殺風景な周りの景色にアクセントをつけている。

  風車は回ってるものと、停止しているものとがあった。羽根の止め方により祝事や弔事、休止、故障などを表すとのこと。さしずめこの45度のものは"停止中"であろうか。

遊覧船が運河を行き来する。



 この辺り一帯は北海からの強風にあおられ、いい風?が吹くのであろうが、この日はどんよりとした天候であったが風は比較的穏やかであった。

 

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