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アムステルダム散策

 オランダの首都アムステルダム。

 アムステルダムは13世紀に漁村として築かれた。アムステル川をせき止めたというのが街の名前の由来。1300年に自由都市となり、14世紀にはハンザ同盟との貿易により発展した。

 17世紀初頭、アムステルダムは世界で最も裕福な都市であった。アムステルダムの港を発する商船は、北アメリカ大陸やアフリカ大陸を始め、現在のインドネシアやブラジルまで含めた広大なネットワークを築いていた。

 アムステルダムは欧州で最も重要な交易市場であり、世界を牽引するファイナンシャル・センターであった。アムステルダム証券取引所は世界初の常設取引所でもあった。

 アムステルダムの人口は1500年には1万人を少し超えるくらいであったが、1570年には3万人、1600年には6万人、1622年には10万5,000人、1700年には約20万人と急増した。それから150年程度はほぼ横ばいであったが、第二次世界大戦前の100年で4倍に急増して80万人となり、その広さはおよそ220平方kmである。

 19世紀終り頃にアムステルダム国立美術館、アムステルダム中央駅、コンセルトヘボウが建てられた。同じ頃、産業革命がこの地に到達した。アムステルダム・ライン運河が開通し、アムステルダムからライン川へ直行ルートが開かれた。北海運河も開通し、北海への最短ルートを提供した。この2つのプロジェクトの完成は、欧州内陸部と外部との通商を活発にした。
 今も当時の建物があちこちに残り、その生活振りがうかがえる。市内はダム広場を中心に扇形に運河が張り巡らされ、北のベネチアとも呼ばれている。 

中央駅〜旧教会
ダム広場〜西教会へ
西教会

マヘレの跳ね橋
跳ね橋と運河

植物園の蝶たち

ワーテルロー広場からライツエ広場へ
国立博物館周辺

RAI周辺ほか

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