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羽子板市/浅草寺

暮れの風物詩・浅草寺の羽子板市:2001年12月19日。秋晴れ。

 羽子板市は、毎年12月17日〜19日迄、3日間浅草寺境内で開かれる。
藤娘や勧進帳など伝統的な図柄の押し絵羽子板やその年話題の人物(今年はイチロー、小泉首相など)を描いたものなど多彩な羽子板を売る露店がおよそ50店、毎日、深夜1時まで営業しているとか。

 最終日に滑り込みセーフで訪れてみた。


雷門


正面はお馴染み雷門。提灯は幅3.3m×高さ4m 重さ600kgとのこと

 両側のお店には扇子やガラス細工、はたまた人形焼や揚げ饅頭屋さんなどがお客を呼び込んでいた。
ガラス細工:@\300
 これをくぐると仲見世通り。相変わらずの賑わいで頭上には羽子板やマリ、招き猫の模型が飾られていた。


 揚げ饅頭屋さんには"1個売りは致しません"の表示があり、6個、10個単位で売っていた。




宙に浮かぶ招き猫


宝蔵門
の前あたりから両側に羽子板を売る出店がずらりと並んでいる。

 天井まで一杯に飾られた羽子板は裸電球と夕陽に照らされて壮観である。

 大きいものは1m以上のものもあり、成約すると"いよーっ しゃんしゃんしゃん・・・・"と景気のいいお囃子とともに3本締めが行われていた。


 店は山門を入っても20軒ほどあり、それぞれ思いを凝らせて客の興味をそそっていた。

 しかし、みな華やかな図柄と色彩で写真の対象にはもってこいの風景である。



藤娘




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