9月21日は先ず UAF の関係者を訪問し、ついでに施設見学をさせていただき、構内にあるアラスカ大学博物館（アラスカの自然と文化、歴史に関する展示ではナンバー１と言われている。入場料；＄5）を見学した。

　エスキモーなどネイティブの生活様式や工芸品、ゴールドラッシュ時代の石油パイプラインに関する資料、そしてアラスカの動植物の化石や剥製、ロシア領→アメリカ領の資料等など。加えてオーロラのビデオ放映などなかなかのものである。

　隣接してギフトショップもあり、ここで日本語版のオーロラビデオをゲット。この監修者の国際北極圏研究センター（IARC)　赤祖父所長にご挨拶に向かう。　

　記念にツーショットの写真を取らせて頂き、且つ購入ビデオにサインを頂く。

　UAF の地球物理学研究所（GI）エリアを少し散策する。

　しかしさすがアラスカ。　
　広大な緑の台地の中に研究施設がゆったりと立っている。

　　キャンパスに別れを告げ、今日は関係する観測機器の設置されている UAF のPoker Flat Research Range に向かう。

　ダウンタウンから北西へ　Steese Highway を走る。片側1車線の対面交通である。　途中アラスカ縦断石油パイプライイン(全長；1,280Km)が平行して走っている。

　50分程でチャタニカ(ゴールドラッシュ時代の史跡らしい)ロッジに到着。　人が住んでるような雰囲気はこの20マイルでここだけ！


　ここで昼食にする。

　人気のない村落なのに中は結構お客がいるし中の設備も広く、ダンスパーティなども出来そう。　

　天井には来訪者が$1札にメッセージを書き込んで所狭しと貼ってあった。

　日本語も結構沢山貼り付けてある。

　ほぼもう敷地内に来ている。これから10分ほどで山上の観測センターに到着。　（8月末までは　Tour　がありGIのロケット打ち上げ施設（世界でひとつだけ）を見学できる。）　今は時期外れで関係者しか入れない。

　この建物はちょうど日本時間で9月22日付け日経新聞にF社の広告でオーロラと共に写ってたあの建物である。

　この建物には数々の観測機材と処理装置、目視テラスなどがあり、いろいろの観測をしている。　

　目視テラスからは水平面約250度、仰角100度程度が見渡せる。　オーロラ観測などじっくりやってみたいものである。

　エリア内の他の場所（車で約10分）には200m平方位のアンテナがありこれも大気からの信号を常時監視している。

　ここでは野ウサギを目の前に見たし、ムースなどもよく現れるそうだ。

　いろいろ設備も見学して午後9時ごろ帰路につく。　Steese Highway　を走って戻ったがなんと60マイル走行にて20分間対向車に会わなかった。
（なんせアラスカの人口が61万人でその40%はアンカレッジだそうだからこの辺には殆ど人は居ないのでは････････････）

　今日は帰りが遅くなりレストランは殆ど閉まっていたため、また「Subway」にて夕食＆朝食の食べ物を買ってホテルに帰る。　明日はフェアバンクスの街を少し歩いてみよう。