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オスロ散策

 1996年9月7日。昨日スタールハイムに一泊し、ベルゲンからスタバンゲルを経て19:00発の飛行機で19:45オスロに帰ってきた。

  今日は 16:25 オスロ空港発のアムステルダム経由成田行きで帰国するがそれまでの時間、オスロ市内周辺を散策する。



ホルメンコーレンジャンプ台



 朝食もそこそこに迎えの車(もちろん大型貸切バス60人乗りガイド着き、お客7名)に乗って、先ず、冬季オリンピックメモリアル ホルメンコーレンへと向かう。

 中心部からチョット小高い丘を上って行く。 周りはオスロきっての高級住宅街である。

  ここの住宅は中古のほうが圧倒的に値が高いそうだ。理由は地形が岩盤で庭を新規に造るのが大変で、中古だと既設のためその分の金が入ってるから高価になるとのことであった。

 丘(というよりはむしろ山)の上に着くとそこは公園になっていて、ノルディックスキーのジャンプ台がひときわ目を引く。
 下から見上げるとそそり立ってるように見える。高所恐怖症のわたしはとても上に登る気になれない。

  しばらく近くを散策して仲間がジャンプ台から降りてくるのを待って、次のフログネル公園に向かう。


フログネル公園1




 ここはオスロ市が誇る彫刻家グスタヴ・ヴェーゲランの作品約200点で構成された公園で、人間の誕生から死までの葛藤ををテーマとし、喜怒哀楽を彫刻で表現してある。

 入り口の扉がすでにヴェーゲランの作品でつくられている。しかし公園全体を1人の彫刻家のために提供し自由に縄張りさせるなど、日本では考えられない行政スケールである。

 中は大変よく整備された綺麗な公園である。

フログネル公園2
オスロ市街

ヴァイキング船
 一通り見学した後、ヴァイキング船博物館へと向かう。ここにはオスロ・フィヨルドで発見された3隻のヴァイキング船を一部修復して展示してあった。 とても保存状態がよく、当時のヴァイキングの面影を髣髴させてくれた。

  次に市の東部(ホルメンコーレン、フログネル公園は西部)にあるムンク美術館を見学。ムンクの作品約20,000点のうちおよそ500点が常時展示され一定期間毎に展示変えされてるとのこと。“ムンクの叫び”も展示されていた。

 撮影禁止の表示に気づかず、仲間がフラッシュをたいたらアラームが鳴ってしまった。保管、管理に気を配っていることを実感した。

 ダウンタウンに戻り昼食とする。 オスロでなぜかイタリアンレストランに 入り空腹を満たし、しばしショッピング。

 今日帰国するのでお土産の最終調達をして、準備万端整えてフォーネブー空港へと向かう。



 今回のヨーロッパの旅はこの辺で終わりである。

 



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