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オスロ早朝速歩 |
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1996年9月4日。昨日ヘルシンキから17:55発の飛行機で18:25(時差1時間)オスロ入りした。
翌朝 5時半時起床。早速ホテルの周りを速歩に出かける。
ヘルシンキの反省から昨日の夜、周辺地図を入手、先ずは王宮を目指して歩き出す。
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ホテルのすぐ前は国立劇場でその向こうはオスロ大学、国立美術館などが集中している。
その左手カール・ヨハンス・ガーテの突き当たりの少し小高い丘が王宮である。 |
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その丘の登って行くとそこは鉄のフェンスで囲っただけの普通の宮殿で、ちょっと拍子抜けした。イギリスのバッキンガム宮殿などのような衛兵など見当たらない。
かまわずなかを覗き込んだりしながら前庭の広場を散策。
なお、お祭り時はカール・ヨハンス・ガーテ通りはこのような賑わいを見せる。
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折り返してカール・ヨハンス・ガーテ通りを中央駅目指して歩く。通りは大変小奇麗に整備されていて気持ちが良い。
右のビルの時計は6:16を表示している。パリと違ってここは既に夜が明けて明るくなってきた。
今日はいい天気だ。通りをズンズン下って行く。人通りはまばらでまだまだ街は静かなものだ。
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オスロ大学、国立美術館などを通り過ぎると右手に国会議事堂があった。気をつけてみないと気がつかないほど目立たない建物である。
いま来た通りを振り返るとまだ街灯の灯が残っている通り越しに王宮が見える。
更に真っ直ぐ進むと中央駅に出た。
今日はこの駅から ベルゲン鉄道 に乗り、フィヨルド見物をして、夜はベルゲンへの途中の山間部にあるスタールハイムに泊まる予定だ。
今は用が無いので駅を横目に見ながら右に道をとる。しばらく行くと港に出る筈だ。ここは長さ107kmもあるオスロフィヨルドの最奥部だそうだ。
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港が見えてきた。その岸壁にそって歩いて行くと、海軍の巡洋艦のようなものが停泊していた。
水兵が胡散臭そうにこちらを見ていたがかまわず通り過ぎる。
更に歩いて行くと、今度は漁船が停泊している桟橋にでた。
ここからホテル方向を見ると特徴のある市庁舎が威容をはなっている。
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ぼつぼつおなかも空いてきたのでホテルへ向かう。シャワーを浴びて朝食だ。
およそ1時間のオスロ早朝速歩だった。
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