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セントポール散策


 1991年8月11日ケネディ・スペースセンターからまた今日通ってきた道 “BEE LINE” を引き返しオーランド国際空港へ向かう。80km弱の単調な道のりである。

  オーランド国際空港もずいぶん立派な空港で成田など及びもつかない。ここから搭乗して一路 ミネアポリス/セントポール空港を目指す。およそ2,000kmの飛行機の旅である。

  ミネソタ州の州都であるセントポールとミシシッピ川を挟んでミネアポリスが隣接してあり、ツインシティと呼ばれてるのはご承知の通り。

 セントラルフロリダも湖沼が多かったが、このミネソタのツインシティ周辺はその比ではない。上空から無数の湖沼が点在してるのがよくわかる。


 セントポールは今回で2回目の訪問である。
 前回は1年前の9月9日からほとんど日帰りの行程だったのでゆっくり見物出来なかったが今回は3泊するので少し見て回れそうである。


 そうそう、前回は突然のセントポール出張だったので予備知識 “ゼロ” にて来てしまって、夜、市街に入りホテルまでの途中で、なんだか大きな川沿いを車が走るのでこの川は何だと聞いたら、これはミシシッピー川だと言われびっくりしたことを思い出す。


 (ミシシッピー川はたしかニューオリンズの近くを流れていたと思っていたのでこんなカナダ国境の近くでこんなデカイ川のイメージなど全く無かった。)


 それから去年も今回も真夏に訪問したので、冬の寒さに対するイメージが薄く、市街地図のなかのスカイウエイなる回廊が何を意味するか理解に苦しんだが、ここはカナダに近く、冬の冷え込みは相当なもので、ダウンタウンは寒さ凌ぎのため、ビル間を2階の渡り廊下で隈なく結んでいた。
St.paul
 今回はホテル エンバシースィートに宿泊、部屋からの眺めは写真に示す通り。


 このホテルは8階建ての中が上まで吹き抜けになっており、大変感じがよく、これをモデルに現在の勤務先ビルが建てられた、私にとってはいわく付きのものである。

 従って、訪米時のイメージをいつも実感しながら仕事をしたものです。

  
 
 早速市内見物でセントポール寺院に行ってみる。

 街中の高台に聳えるひときわ荘厳な大きな建築物である。

 近づくと益々その規模の大きさが迫ってきて圧倒されてしまう。寺院から見下ろすダウンタウンは高層ビルが林立しており、好対象を醸し出している。



旧家のレストラン
 夜は去年も行った、1870年代に建てられた古の面影を宿すレストラン“FOREPAUGH'S”(右の建物)にてディナーを頂く。

 翌日はアメリカの友達(同年代の管理職)の自宅を訪問。郊外の一等地にあり、いわゆるオーナー形式の住宅地で、周りは住民共有のゴルフ場、テニスコート、バスケットコート、プールなどがあり、いつでも利用出来る。

住居の周りは広い庭があり、リスなど小動物が気持ち良さげに動き回っている。


 しばらく友人とテニス(今回はラケット持参。) に興じ、一休みして今度はもう一人の友人のボートの誘いを受け、夕食までの時間、お世話になる。これも自家用車の後ろにボートを牽引して近く(4kmほど)の湖まで行きそこでボート遊びである。

  ウサギ小屋環境の我々日本人からみると羨ましい限りで、まさに“カルチャーショック”であった。

  夕飯は湖の畔でバーベキューをご馳走になり、近くでの花火を見ながら楽しいひとときを過ごす。

  更にその翌日、ミネアポリス・セントポール空港から一旦シカゴのオヘア空港でトランジットして成田へ向かう。ノースウエスト機で記念に“FLIGHT FACTS”を貰った。これによるとシカゴ-成田間はセントポール、カナダエドモントン、アンカレッジ上空を経由して8,951km、飛行時間12時間であった。



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