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コペンハーゲン

 空港では、朝早すぎて開いているのはかろうじて両替業務の銀行だけ。早速ドルを現地通貨のクローネに両替してタクシーにて約10km先の市街地のホテルに向かう。

 チェックインしてシャワーでさっぱりして早速市内見物に出かける。(飛行機ではのべつ幕無しで飲んで食ったためお腹は一杯である)

 コペンハーゲンの人口は174万人とのことであるが、市街地はいたって広くないため、主だった場所に歩いて行くことが出来そうだ。



 先ずは小さいころに想いをはせていた人魚姫を見に行こう。地図を頼りにホテルから内海に向って歩く。周りの建物はやけに尖塔が目立つ。

 さらにヨーロッパではお決まりの勇士の銅像。内海に沿ってさらに歩いて行く。土曜日と言うのに人気はまばらでのんびりした雰囲気が漂う。

  しばらくしてデンマーク王室の居住地であるアマリエンボー宮殿を見学。町の中の建物でほかと違うのは衛兵が門番をしているぐらいで、全く庶民と違和感の無い暮らしをされているようだ。










人魚姫 宮殿の中庭を突っ切ってまた内海に出て北に向かう。やがて公園に出て“北欧神話の女神ゲフォイン”の泉を見学、さらに海沿いに進むと人魚姫の像がありました。 意外と小さく、かつ対岸は造船所のクレーンなど林立している、風情の無い海岸にありました。ちょっとがっかり。


ローゼンボー宮殿

 気を取り直して今度は綺麗で評判のローゼンボー宮殿に向かう。街に人通りはほとんど無い。工業大学の横を通り、ローゼンボー宮殿の敷地に入る。さすがにここは芝生など残り少ない夏を惜しんで日光浴にふける人を見かける。

  しかしこじんまりとしたたたずまいであるが何とも綺麗な赤レンガのルネッサンス風お城である。周りの芝生や木々とマッチしてなんとも心地よい風景である。

  現在はデンマーク王室の宝物や19世紀の衣装などが展示されていた。


ストロイエ通り ローゼンボー宮殿を後にしてコペンハーゲンきっての繁華街 ストロイエ通りに向かう。

 全長1.2km ほどの歩行者道でいろいろの店が並んでいるそうだが残念ながら土曜日のためほとんどの店がしまっており 通りも閑散としている。

 街頭のディジタル温度表示が16℃とあった。夏真っ盛りなのにセーターが必要なほど涼しい(寒い)


アンデルセンとチボリ公園 さらに進むと左手にひときわ高い尖塔が見えてきた。市庁舎だ。それを左に見て進むと有名なチボリ公園の前に到着。

 ここには童話作家のアンデルセンの銅像があってあたかもチボリ公園を見守ってるようにそちらを向いて建てられている。

 チボリ公園は夏の間だけ開園しているそうでなかには遊園地あり、たくさんのレストランあり、コンサート会場あり、ダンスホールあり、酒場もちろんありなど、市民が老若男女を問わず、北欧の夏の長い夕方(午後10時すぎまで明るい)を満喫しているそうな。今晩はここで食事にしよう。


中央駅 
 チボリ公園に隣接してコペンハーゲン中央駅がある。電車の発着をみながらまたチボリ公園沿いに歩いて内海方面まで下り、ボツボツ市庁舎の近くのホテル コムフォートに向かう。ざっと歩いたところではこざっぱりした綺麗な街で是非又訪ねてみたいところである。

 今晩一泊して明日はロンドンに向かう予定。


 

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