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ミュンヘンにて

(その2)


- 市内散策(1) -


 1月17日。本日も時差ぼけ直らず。昨日12時半に寝るも現在時刻午前5時にはばっちりお目覚めである。

 昨日2日目は弊社営業担当ともドッキングできたため 特にトラブル無し。

  問題は3日目の本日である。相手の会社は休みで且つ、頼みとする営業担当も朝帰国するため、また一人ぼっちで一日ミュンヘンの休日を過ごさねばならぬ。

  さて、それはさておき昨日の報告をすることにしよう。 



 トピックスは食事である。朝はホテルで食べたので特記事項無し。

 昼食は日本レストラン「大都会」で戴く。

 なにも日本人2人 (○紅現地副社長さん同席) いるときに
且つ日本語の通じる店で食べなくても良かろうにと個人的には憤慨している。 しかし駐在員はお客をダシに美味い日本食を食べたいらしい。

  これは鉄板焼きのお店で、日本の某○ッコーマン醤油の出店だそうな。すき焼き、玉子丼などあったがいずれも現地好みの味にアレンジされている。

 ここで、魚の玉子とじを頼んだら出てきたのが天津丼風のエビ、イカと野菜を鉄板で焼いて、玉子でとじてそれをご飯の上にかけたものであった。


 
 夜は取引先の幹部が世界的に有名な(といっても私は知らないが) ババリア料理なる日本レストランものを食べさせてくれた。 田舎のロッジ風の外観であるが中に入ると落ち着いた雰囲気の素敵なレストランである。

  苦手のワインを嗜みながら、魚料理を注文したら、先ず日本のファミレス「ハングリーT」で食べるようなものが出て来た。

 次にポークのトマトソースなんたらかんたらを頼んだらいつも自宅で食べてるものと酷似したものがでてきたのには拍子抜けした。 

 さらにヌードルがついてきたが きしめん によく似た ほうれん草素材のものだそうだ。

  結局本日は昼食夕食ともに日本と同じようなものを食べ、且つ日本人と行動を共にしたため、お陰でほとんどハプニング無しであった。

  ところで南ドイツの冬は鉛を溶かしたような空が一日中続いている。 夜が明けるのが朝8時頃でとてもこんなところに長居はしたくないなあ。 気温も零下10℃前後であるが、今のところあまり外に出ないので特に寒くない。 むしろ室内は暑いくらいである。

  今日はこれから意を決して ミュンヘンの街へ一人で  繰り出して行こう。 いろいろのハプニングに逢えるであろう。



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