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山中城跡 (2)


  西の丸
   西ノ丸は3,400uの広大なもので、西端の高い見張台は全て盛り土を積み上げたもの。

 なにやら盛り土で一段高いところが・・・・・・・・


   見張台
     見張台からは富士山、愛鷹山が良く見える。

  見張台から周りを見渡してみると 畝堀の様子が良く判る。

  西ノ丸 畝堀;
 西ノ丸内部に敵が進入することを防ぐため完全に曲輪の周囲を堀によってとりまいている。山中城では場所によって水のない堀と、水のある堀、やわらかい泥土のある堀とに分けられる。

 この堀の中は、五本の畝によって区画されている。畝の高さは堀底から約二メートル、更に西ノ丸の曲輪へ入るには九メートル近くもよじ登らなければならない。

遺構を保護するため、現在は芝生や樹木を植栽してあるが、当時はすべりやすいローム層が露出しているものである。

 

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