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名護屋城跡(その4)


  さて三ノ丸に引き返し、本丸へ・・・ 。

三ノ丸と本丸はおよそ10mの高低差がある。

 大手門跡? 大手門は2層の豪壮な門だったらしいが 伊達政宗が仙台青葉城の大手門として移築、国宝であったが第2次世界大戦の空襲で焼失したという。

本丸入り口

本丸説明パネル
広さは東西130m、南北125mでこの西北に天守閣が置かれていた。標高はおよそ58m。

本丸の端から順に・・・

本丸から約10m下の遊撃丸、更には玄界灘を・・・

本丸ではあちこちで発掘調査作業が行われていた。

 本丸跡と その奥の天守台跡


天守台への階段

ここが天守台。
ここに高さ十五間(約27m)の天守閣があったらしい。天守閣の最上階の高さは海抜およそ85mだったと推定できる。

ここから 太閤秀吉は 大明国征服という壮大な見果てぬ夢を見ていたのだ。



「太閤が 睨みし海の 霞かな 月斗」

天守台からの眺望;
左の丸い建物は 九州電力玄海原子力発電所。

冬の良く晴れた日には遠く壱岐、対馬・朝鮮半島を望んだと思われる。

右へ振って・・・

ー 完 −

   

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