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山高神代桜

その2



 神代桜は高さ約13m、枝張りは東西に27m、南北に31mの大きさを誇り、1922年に桜として全国で初めて国指定の天然記念物に指定された。



 しかし毎年訪れる多数の見物客によって木周辺の土が踏み固められたり、盛り土をして根を圧迫したことなどから、衰えが見られるようになった。



  このため、武川村(当時)は、2002年度、大学農学部教授や樹木医らでつくるプロジェクトチームを結成。03年から、周辺の土を掘り起こし、たい肥などを混ぜた培養土に入れ替える作業を繰り返した。

 2006年3月には乾燥を防ぐための腐葉土も入れた。


  甲斐駒をバックに・・・


 このようにして樹盛は盛り返し、その後の継続的なメンテにより今日の姿がある。


甲斐駒を従えて堂々と・・・
ー 完 −

 

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