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6月下旬の北海道旅

(その2 札幌)

- 北海道庁旧本庁舎(赤レンガ) -

 札幌市街の中心に位置する北海道庁旧本庁舎は、1888年に造られた。

 地上2階 地下1階のレンガ造りの建物(2階建てとしては異例の、間口61m、奥行き36m、高さ33m)は、一般的によく見るレンガの積み方であるイギリス積みとは異なり、正面から見たときに、一つの列に長手と小口が交互に並んで見えるという、国内では大変珍しい手法である、フランス積みを採用した建物だとのこと。

 また、その美しさは、その素材であるレンガ特有の温かみのある色合いに加え、独立と進取のシンボルである八角塔のドームを冠したネオ・バロック様式の建築美にある。

- 時計台 -



 北海道庁旧本庁舎からほど近いところにある札幌市時計台は、1878年に札幌農学校の生徒の兵式訓練や心身を鍛える体育の授業に使う目的で建設され「演武場」と呼ばれた。





 2階は、兵式訓練や体育の授業などの屋内体育館や中央講堂として使用され、1階は、研究室、講義室、動植物や鉱物の標本展示室として使われたそうな。


 完成したとき時計がつけられて無く小さな鐘楼のみだったが開業式に出席した開拓長官黒田清隆の発案で、時計の設置が決まったという。


正 面
間口;19.998m、奥行き;28.482m、高さ;13.280m

- 大通公園 -



 大通公園は、札幌市の中心部に位置し、大通西1丁目から大通西12丁目までの長さ約1.5Km、面積約7.8haの特殊公園。

 美しい花壇や芝生、92種約4700本におよぶ樹木のほか、初夏の訪れを告げるライラックまつり、YOSAKOIソーラン祭り、雪まつりや ホワイトイルミネーションなど、四季折々の美しい植物やイベントなどにより、1年を通して多くの観光客、市民に親しまれている。

  

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