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城山かたくりの里

その1 (日本カタクリ)



 橋本駅(A地点)から約6km、ここ相模原城山の個人の山林を花の季節だけ公開

 オーナーの小林さんがかたくりが自生していた山林を「観光栗拾い園」にしようと手入れを始めたところ、カタクリが次々と増えていったとのこと。

 今は30万株にもなり、関東随一の群生地になっている。
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 先ずは日本カタクリ。

 2013年は例年より早く、3月22日ごろ見頃に入り、その後は3月末まで見頃がつづいたそうです。訪れたのは4月1日でぎりぎりなんとか見れました。

入り口から裏山へ、小道に沿って歩くと斜面3千平方メートルに次々たくさんのカタクリが群生している。

カタクリは早春の落葉樹林を飾る植物として、季節の話題にのぼる球根植物。
主に低山から山地の落葉樹林、ときに亜高山帯の雪が遅くまで残るくぼ地などに生える。

うつむいて咲く姿から、花言葉は「初恋」にたとえられます。

南千島・北海道〜九州、朝鮮・中国・樺太に分布するが、四国や九州では稀だとのこと。


カタクリは古く万葉集(19巻4143大伴家持)にも詠み込まれ、

  "もののふの八十娘子らが汲みまがふ
        寺井の上の堅香子(かたかご)の花"

     (かたかご=カタクリ が定説)

英訳は "dogtooth violet"

落葉つばきと日本カタクリ。

  

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