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西門町界隈 

 西門町(B地点)は 中正紀念堂(A地点)からおよそ2kmほど西に位置する。

 かつての台北城西門の外側にあたる地域で、日本統治時代初期の1890年代後半、荒地だった門外に浅草のような日本人向け繁華街が建設されたのが起源のようだ。

 その中でも初期に建設された娯楽施設は台北座や栄座であり、1908年に完成した西門市場の赤レンガの建物・八角堂(西門紅楼)は残存している。

 1990年代後半以降、西門町は歩行者天国となり車の立ち入りが制限され、年配向けの繁華街から若者向けの繁華街への転換が進み、現在、「台北の原宿」あるいは「台湾の渋谷」などと呼ばれ、若者の情報発信基地、台湾のファッション・サブカルチャー・オタク文化の発信源ともなっている。
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龍山寺からは1kmちょっと東に位置する。


西門商場。 

正面の建物は西門紅楼:
台湾で初めての政府が建設した公営市場で、今全国で最も古く、完全な三級古跡市場建築物でもあります。
 近藤十郎の設計。大胆なアイデアで、東西建築史上初めて「八卦造型」をとりいれ、八方から集まってくるイメージを市場の入り口にして、「十字架造形」を市場の主体の特色にしている。

 現在いわゆる八角楼と十字楼に、隣の南北広場を加えて、「西門紅楼」と呼ばれている。


 

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