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雪の白川郷

その3

 さて国道から 合掌造り集落へ向かう。

 観光用ルートは一応歩ける状態に道が除雪されてるが 道以外はご覧の通り車の屋根の高さ辺りまでの積雪である。


ところどころに水溜りの池状のものがある。




白川郷の合掌造りは、屋根は約60度の急勾配で棟が南北で茅葺きの屋根が東と西に流れている。

これは、

(1) 屋根に満遍なく日が当たるようにして冬場の融雪と茅葺き屋根の乾燥を促進させるため

(2) 集落は南北に細長い谷にあり、それぞれの方向から強い風が吹くので、風を受ける面積を少なくするため

(3) 夏場は逆に屋根裏部屋の窓を開放し、南北の風を吹き抜けさせることで夏、蚕が暑さにやられないようにするため

と云われている。

よく見ると合掌造りの 茅葺き屋根は数十センチの綿帽子をかぶっていて、その融けたものが軒先に ツララ となってぶら下がっている。



合掌造りが見学できる 神田家 が見えてきたが 今回、時間が無いので内部を見学するのは諦めたが どうも休館のようであった。

  

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