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秋の上高地 その1

大正池周り



 標高3000メートル級の穂高連峰そして焼岳、霞沢岳、六百山などの名峰に囲まれ、日本有数の大自然に抱かれた上高地。


 その歴史の一コマとして大正4年(1915)に焼岳が大爆発を起こし、流れ出た土石流が梓川をせき止め、そこにできた池は大正池と命名され上高地の風景のひとつに加わった。

 昭和2年(1927)文豪芥川龍之介が彼の代表作の一つである小説『河童』発表、上高地と河童橋を登場させた。またこの年「日本八景」に上高地が『渓谷の部』で選ばれる。

 昭和 9年 (1934) 上高地一帯が中部山岳国立公園に指定されたのを機に、上高地の牧場は閉鎖され、河童橋までバスが運行されるようになり、誰もが気軽に行くことが出来る観光地として、またマイカーの普及も拍車をかけ年々観光客の数が増えてきました。

 上高地の駐車場は常に一杯のため、道路は駐車禁止にも拘わらずどこでも駐車をしてしまうような事態に陥り、昭和50年(1975)ついにマイカー規制を実施。その後、徐々に強化し、現在はマイカーの通行が全面禁止となった。
(Google Earth より作成)

かって9月初めに おわら風の盆の帰りに立ち寄ったときは河童橋から明神池周りで、今回有名な大正池の紅葉、朝もや風景を目指して10月19,20日の両日再訪した。

 今回は"じっくり腰をすえて大正池周りを"との思いで、湖畔の大正池ホテルに投宿し、秋晴れの高原風景を満喫した。

散策エリア
(宿泊ホテルで貰った散策マップから編集)

 マイカーの通行が全面禁止のため 沢渡駐車場に車を預けてタクシーにて大正池ホテルへ。3人以上だとシャトルバスとほぼ同等の値段である。

 早速、ホテルの手前、上高地の入り口とでも云うべき展望場所に出向き、穂高連峰を望む。右側の白い建物が大正池ホテルである。


12時18分、上高地は快晴、上空には秋の筋雲が・・・・・・・



展望エリアには

中部山岳国立公園
大正池
環境庁・長野県

の碑が。

省に昇格したのは随分前だったと記憶してるが環境庁のままだあ・・・・・・・。
まあ、金を掛けて取り替える必要はあまり無いと思うが子供の教育にはいまいちだなあ。

吊尾根、岳沢を正面にした穂高連峰


一番左が明神岳(2,931m)。

一番右は明神岳五峰(2,726m)。

正面が活火山 焼岳(2,455m)。大爆発で、一日にして大正池を誕生させた山。



今も頂上付近には白煙が噴き出している。


湖畔の河原では大正池名物の朽木が・・・・・。
年々少なくなってるとか。



風もなく湖面はまるで鏡のよう。

大正池西側(梓川下流側)は午後の太陽の光を受けて湖面が輝いている。



 湖面に降りてゆくと大正池(梓川)の水面はあくまで澄み切って色々の色を見せてくれる。

 12時28分、次第に上空の雲もとれてきた。

吊尾根と岳沢


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