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塚越の花まつり
(その1)

 
 日ごろ懇意にさせて戴いてる先輩から 秩父・塚越の花まつりへの撮影遠征に誘って戴いた。

 先輩は前週に現地下見と今年の天候不順による花開花の遅れなどによる、花びら収集不足対策としてこちらから籠1杯相当の花びら提供も約束されての準備状況で、私は安易に出来る((・。・。;;)足回り分担を仰せつかっての遠征となった。
 
 花まつり開始は午前7時であるが、主催の米山薬師観光協会会長さんへの花びら提供の約束時間午前5時を目指して 自宅を午前2時15分に出発、途中先輩宅に立ち寄り、塚越までおよそ140kmを左記ルートで走行した。

 未明から早朝にかけてのため特に渋滞無く 午前4時半過ぎに塚越に到着、まだ誰もいない駐車場に留めて、まだ約束の5時までには時間があるので更なる事前下見に出かける。
 
 先輩が会長さんと5時にお約束の花びら1籠相当分を謹呈し、、下見での確認で、撮影場所を米山薬師堂広場の一角と定め、場所取りをした。
 すでに数人の先客がいらっしゃって、例年来られている先達にいろいろお話を伺い、情報収集をした。

 特にお隣にいらっしゃったのは 地元 龍勢祭り 関連の副会長さんで、この日、タイ・ヤソトン市へ派遣される技術伝承者の見送りの前に この花まつり に参加されていて、いろんな面白いお話をお聞きできて、開始までの時間があっという間に過ぎてしまった。


色とりどりの花模様・・・
子供たちの心も
鮮やかな花色に染まる



 子供たちが中心となって司祭する行事で、4月下旬頃から野山の花を摘み集めて準備が始まります。
5月3日の午後には甘茶を作り、夜には熊野神社に集まって、花御堂をふきます。

 翌4日、祭りの当日、朝7時になると子供たちは熊野神社を出発します。山腹の米山薬師まで、約300mの参道に花をしきつめ、その花の上を、花御堂と誕生仏が、子供たちに支えられて静かに進みます。大人たちはその後に続きます。薬師堂に着くと花御堂と誕生仏をお堂に安置して拝み、子供たちは下山します。

 早朝のさわやかな空気と、素朴な人情が印象的で、花の浄土を想わせる美しいお祭りです。

(秩父観光協会吉田支部ホームページより引用)


(当日、特設駐車場入場にて平成22年用ポスターを戴いた。) →



 熊野神社から山腹の米山薬師まで、約300mの参道は、途中、県道71号線を横切り山道に入り、人一人がようやく行きかうことができるような階段道である。

 しかもその両側は木々や灯篭で囲まれており、とても途中での撮影は無理と判断、米山薬師堂広場の一角で待ちうけ撮影をした。

 お祭り終了後、その参道風景を撮影したので、その順序に従い、紹介します。
 (すなわち米山薬師堂から左のルートを熊野神社およびその参道入り口の鳥居まで降りていってその風景を撮影した。)

(航空写真は Googlleを引用)

米山薬師堂


午前7時に開始合図の花火が揚がる。



 待つことしばし、午前7時40分ごろ子供たちが花びらを撒きながら参道を登って薬師堂の前広場に入ってきた。


 始めに祭りの法被を着た子供たち、その後私服の子供たちが続いて来る。


 子供たちは花御堂と誕生仏を薬師様にお納めし、順次お参りする。

 終わった子供たちは広場でみんな終わるのを待っている。




 籠には苦労して集めた(?)花びらがいっぱい・・・・・・・




 お参りが終了すると広場に集まり世話役から花びら撒きの指導を受ける。

 

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