松峰山 金剛輪寺は聖武天皇の祈祷寺として、行基菩薩が西暦741年に開山された。
平安時代の初めには、比叡山より慈覚大師が来山、天台密教の道場とされて以来、延暦寺の末寺、天台宗の大寺院となりました。
元寇の役の戦勝記念として、時の近江守護職・佐々木頼綱によって建立された現在の本堂は、鎌倉時代の代表的な和様建造物として国宝に指定されています。
堂内には御本尊をはじめ、阿弥陀如来坐像、十一面観音立像など平安から鎌倉時代の仏像が安置され、その多くが重要文化財に指定されています。
また、三重塔(鎌倉時代)および二天門(室町時代)も国指定重要文化財で、桃山時代から江戸時代の中期にかけて造られた庭園は近江路随一といわれ、国の名勝にも指定されています。
(金剛輪寺 ホームページより抜粋) |