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貴船神社
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本宮:
御創建の年代は不詳ですが、奥宮が元もとの鎮座地。天喜3年(1055)に奥宮より現在の場所に移築されました。現在の建物は平成17年のものです。
奥宮:
本宮より500メートル上流に鎮座。古社中の古社といわれ、創建年代は不詳。
伝説によると第18代の反正天皇の御代(1600年程前)の御創建といわれています。
浪花の津(大阪湾)に黄色い船に乗った女の神様が現れ、「われは玉依姫なり、この船の留まるところに社殿を建てて、そこの神様を大事にお祀りすれば国土を潤し、庶民に福運を与えん」とのお告げがあり、その船は淀川、鴨川をさかのぼって水源の地・奥宮辺りの川のそばから水の湧き出るところに船を留め、そこに御社殿を建てたと伝えられています。
白鳳6年(1300年程前)には社殿を造り替えたとの社伝が残っています。
キフネの地名は、玉依姫の乗ってこられた黄船から起こったともいわれています。
信仰
平安の昔から、日照りや長雨がつづいた時、また国家有事の際には必ず勅使(天皇様のお遣い)が差し向けられ、祈念がこめられました。
民衆の間でも水の神様としての信仰はもとよりですが、心願成就、えんむすび、航海安全、火防せ・消防の神様としての篤い信仰が今もつづいています。 |
(貴船神社 ホームページより) |
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貴船神社エリアは貴船川の清流に沿って発展し、今も賑わいを見せている。
5〜9月にかけて 涼風渡るこの貴船川河鹿の泣く渓流にかけた川床で味わう「川床料理」で有名である。 |
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境内図 |
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この鳥居は、貴船神社本宮の南入口に位置し、貴船口の大鳥居から数えて2つ目の鳥居であることから「二の鳥居」と呼ばれている。 |
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南参道:
先ほどの二の鳥居をくぐると、この参道にいたる。この石段は84段あり、登りきると本宮である。 |
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本宮境内 |
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本宮下の絵馬。奥のほうに見える神馬銅像などより、ここが絵馬発祥の地とか・・・・・・・・・・ |
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本宮 |
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北参道へ降りてゆく。 |
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北参道登り口。ここからおよそ500mで奥宮に到る |
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思ひ川
昔、貴船神社本宮がまだ奥宮にあったころ、御物忌(おものいみ)川といって、貴船神社に参詣する時には、その川で禊(みそぎ)をして心身を清めたのだろうといわれています。
和泉式部も参詣して恋を祈ったということから、「おものいみ」川が変じて「思ひ川」になったのではないかといわれています。
「思ひ川 渡ればまたも 花の雨」 虚子 |
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奥宮神門 |
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奥宮本殿 |
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船形石(ふながたいわ):
神武天皇の母神様・玉依姫さまが浪速(今の大阪)より水源の地を求め、黄色の船に乗って鴨川をさかのぼり、上流である貴船川のこの地に至られたとき、乗ってこられた船を人目に触れないように小石で積み囲んだと伝えられています。 |
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船形石には金色の帆掛状のものが飾られている。 |
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春はおそらく桜の名所?
「遅桜 なほもたづねて 奥の宮 虚子」 |
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今回、貴船にはこの奥の道、常照皇寺から芹生峠を通ってものすごく狭い道を通ってきた。対向車がほとんど来なくて幸いであった。 |
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