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'08 ニュージーランド紀行 総括

 12月6日から18日にかけて友人と2人でニュージーランド南島をレンタカー(Nissan X-TRAIL)にて走破した。その距離およそ3,000kmであった。
 おりからニュージーランドは初夏にかけての気持ちのいいシーズンで行く先々で綺麗な草花が迎えてくれました。特にルピナスやエニシダの群生には目を見張るものがありました。

                         (番号@A・・・・・・・G は宿泊地を示す。)

 その行程をGoogleの地図を引用させていただいて説明しますと先ず19日午前中にクライストチャーチ@に入り、初日はクライストチャーチの近郊、市街などを見学。

 翌早朝、2日目、ダニーデンに向けルート1を南下、途中、WaimateあたりからWaitai Riverに沿って西へ・・・・、折り返してしばらくして エレファントロックに立ち寄り、またルート1に出て雨のMorerakiを経由してダニーデン着A。

 3日目の20日も雨模様はそのまま。ダニーデン市街を駅、寺院など見て周り、そそくさとまたルート1を南下、一路ケトリンズコーストへ・・・・・・・・・・・

 バルクルーサでルート1と別れSouthen Sceanic Routeへ入る。これはインバーカーギルを通りこんどは大きく西側を廻りマナポウリまでのおよそ400km弱の景色の綺麗なルートである。

 Southen Sceanic RouteからKaka Point , Nugget Point 方向へ入り込むと 道路はとたんに砂利道となる。しかし綺麗な砂利道でなんと快適な80km走行が可能! 
ペンギンプレースも見てNugget Point へ・・・・・・・
突然視界に大海原に伸びる奇岩群が飛び込んできて感激!

 海岸線を走り今日の宿泊地 キュリオ・ベイBへ到着。鄙びた小さな町である。

 4日目の翌早朝はいい天気で、真っ赤な朝焼けを見て、腹ごしらえをして、早々に出発、インバーカーギルを廻って島の西側へと向かう。海岸線を経由して北上、あたり一面に橙色のエニシダ群が目に飛び込んでくる。

 さらに北上するとやがて前方にぽっかりと湖が・・・・・・・
ここが Southen Sceanic Route 終点のLake Manapouri である。湖岸にはルピナスが咲いており、湖の彼方の雪山とマッチしていい景色である。

しばし休憩の後、ルート95を北上して4番目の宿泊地 Te AnauC へ到着。ここでは2泊してここを ミルフォード・サウンド アクセスの根拠地とする。
(筆者とNissan X-TRAIL:同行のwoodyさん撮影。なお、以後の画像で筆者が被写体として写ってるものは、全てwoodyさん撮影のものである。)

 5日目のTe Anauの朝は晴天、期待を持ってミルフォード・サウンド目指してルート94を北上するも途中から曇り・雨模様!およそ100km強でミルフォード・サウンドに到着。遊覧船に乗ってフィヨルドの中をおよそ2時間半の船旅に身を負かす。途中雲の合間より青空がちらほら見えるが、全体的に曇り空に覆われたフィヨルドでありました。Te Anauに戻り、Lake Te Anauの湖畔を散策しながら Te Anau 2日目を過ごす。

 6日目、早朝、Te Anau から東へ次の宿泊地 Queenstown に向けて出発、およそ100kmは内陸部を走り、湖もないので、今までに比べて単調なドライブが続く。途中ルート6に入り北上すると鉄路が見えてきた。Kingston Flyer で今もSLを走らせている。おりしも午前10時出発の準備中に立ち会えて、白煙を上げるSLの勇姿を撮る事が出来た。
Nissan X-TRAIL @ Wanaka Lake
 Kingston からLake Wakatipu 湖畔を50kmほど北上してと5番目の宿泊地 Queenstown Dに到着した。途中、Lake Wakatipuにてトレイルを歩き、Queenstown方向の風景を楽しんだ。

 さてQueenstownはゴンドラで背後の山に登れて、湾内(?)を一望出来る。湖、雪山連山、市街地が調和して綺麗な風景を醸し出している。市街を一望の後、近郊の、昔、ゴールドラッシュで賑わったArrowtownへ・・・・・・・。昔の街並みを再現したショップやカフェが並んでいた。

 7日目、早朝、Queenstownを出て、ブーメラン形をした Lake Wakatipu 湖畔を一番北のGlenorchyまで進む。あまり知られては居ないようだが、これも素晴らしい湖畔の風景である。1本道なのでQueenstownに引き返し、そのまま Wanaka へ向かう。ショートカットの方法もあったがルート6沿線が見所があるとの情報でそちらのルートを走る。

 途中の渓谷でバンジージャンプに出会う。高所恐怖症の私には身がちじむ光景であるが、渓谷との組み合わせが綺麗でそのショットを収める。その川沿いを進み、お昼過ぎに Wanaka に到着。まだチェックインするのも早いのでそのまま Lake Wanaka, Lake Hawea 湖畔をドライブして綺麗な景色を楽しみ、5時過ぎに6番目の宿泊地、B&B「ささの木」Eにチェックイン。

 このB&Bは日本人オーナーで一家で温かく迎えて戴きました。「ささの木」さん、お世話様でした。8日目は「ささの木」をベースに ロブ・ロイ氷河展望トレッキングに出かける。往復四時間との触れ込みで登ったが、途中、撮影しながらのトレッキングで結局5時間半ほどのものになった。天気もあいにくでちょっと苦戦であった。

 9日目、Lake Wanaka の朝焼けを撮ろうと狙ったが残念ながら朝焼けにはならず、雪山が朝日に輝く姿を捉えるのみであった。朝食を終え、雨になったWanakaにお別れして一路Mount Cook へ・・・・・・・・・・・・ルート8から Lake Pukaki に着いたところでルート80をLake Pukakiに沿って北上し、曇天の中、Mount Cook エリアへ。本来天気がよければ Lake Pukaki 越しにMount Cookの勇姿が見られるところだが・・・・・・・・・・・・。
先ずは Blue Lakes に立ち寄ってみるが小雨の中、失望感が募る。すぐに引き返して 宿泊地のシャレーFに。 Mount Cook は雲の中で何にも見えない。明日を期待して早々に就寝。

 10日目、期待のうちに目覚めて外を伺うと・・・・・・・・、やはり曇り! 覚悟はしてたがやはり残念!意を決してレインコートに身を包み、フッカーバレー・トラックにトレッNissan X-TRAIL @ Manapouri Lakeキングに出かける。往復4時間強の行程である。途中小雨交じりの道をフッカー湖まで。まあこれはこれでまた趣きもあり、高山植物なども目を楽しませてくれた。

 シャレーへ戻り、夕食をとレストランに向かおうとして、ふと背後の Mount Cook 方向を見やると、なんと! 初めてそのピークを少し見せてきた。おもむろにカメラを取りに帰り、その後、1時間あまりその勇姿を現してきた霊峰(?)を撮り続けたものである。

 明日はいい天気との予報を期待して11日目を迎えたが、なんと麓まですっぽり霧&雲。今までで最悪!そこそこに荷物を纏めてルート80を Lake Tekapo 方向へ引き返し始めた。 Lake Pukaki 湖畔に来た時、友人がふと Mount Cook 方向を振り返ると、なんと、その頂が白く朝日に光ってるのを発見! そう、中腹までは雲に覆われていたが、その上は晴れていた。遠望すれば綺麗なMount Cook連峰を見ることが出来た。Lake Pukaki湖畔を南下しながら、それぞれのシチュエーションでその風景を撮りながら Lake Tekapo へ。 (これで何とか来た甲斐もあったような・・・・・・・・)

 しばらくして Lake Tekapo に到着。なんと綺麗な湖! 湖面、ルピナス、雪山・・・・・・・・ 絵になる風景であった。

Lake Tekapoから一路クライストチャーチへ向かう。この間は特に目立った景色はなく、ひたすら目的地へ・・・・・・・・・。
 午後2時過ぎにクライストチャーチ着G。夕刻まで免税店でお土産を買ったり、旅行代理店;グローバルネット・ニュージーランドにお礼の訪問をしたりして、ニュージーランド最後の夜を過ごし、翌朝、午前四時に空港へ・・・・・・・・・。オークランド乗り継ぎにて帰国の途につきました。


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