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建長寺

 建長寺開基は鎌倉幕府5代執権北条時頼で1253年、建長寺を創建した。 その後、北条氏は南宋の五山十刹制度にならい五山制度を導入し、鎌倉の禅寺に鎌倉五山を選定。

その五山とは
建長寺-第一位 、円覚寺-第二位、寿福寺-第三位、浄智寺-第四位、浄妙寺-第五位
である。

 のち、これに合わせ室町時代初期には京都五山(順に南禅寺(別格)、天龍寺、相国寺、建仁寺、東福寺、万寿寺)が選定された。

 このように建長寺は品格の高いお寺である。 山号を巨福山(こふくさん)、寺号は詳しくは建長興国禅寺という。

 総門には山号の巨福山の文字か読める。 奥に見えるのが三門である。


境内図


三門

三門には建長興国禅寺の額がかかっている。
 (直近から超広角で撮ってるため、かなりいびつに写っている。)

時頼公、梵鐘をつくる

 開山禅師のもとで森厳な修行が始められた翌年の、建長七年(1255)二月、時頼公は”建長禅寺ここにあり”という心意をこめて立派な梵鐘をつくり、鐘楼にかけたのでした。これが、現存する見事な国宝の洪鐘なのです。
(建長寺ホームページより)









仏殿

竜の天井絵


半僧坊への参道には天狗像が  



半僧坊

  半蔵坊の上の展望台から鎌倉市街を望む。
  頼朝がこの地に鎌倉幕府を開いた気持ちがわかるような気がする。


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