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ミュスタイア


 今日はシルスマリア滞在の友人3人と"ウンター・エンガディン地方やミュスタイア谷を知ってるのは、一握りの旅行通だけ"との記述をみて、世界遺産にもなってる聖ヨハネ・ベネディクト会修道院のあるミュスタイアに行ってみることにした。


 シルスマリアからサンモリッツに出て、RhBでツェルネッツまで40分ほどで行き、そこでポストバスに乗り換えて、途中、国立公園をつっきってミュスタイア・クロスツラ・サン・ジョンへ。所要時間およそ1時間、あと1kmちょっとでイタリア国境である。

 イタリアとの国境へと続く谷のはずれにある小さな村ミュスタイア。8世紀にフランク王朝のカール大帝の命によって建てられた修道院が世界遺産に選ばれました。 かっては男子修道士の修道院でしたが、12世紀からは修道女のための女子修道院となっています。

 外からみると質素な建物ですが、内部の見事な壁画は必見。 19世紀の壁画の下から偶然に発見された9世紀初頭の壮大なフレスコ画は、聖書の物語とキリストの生涯を描いたものです。
 「最後の審判」の絵は現存する世界最古の作品と考えられています。 古い絵の上から新しい絵が描かれていたため、画風の変化がよく分かるのも興味深いところ。修道院の一部が改修され、博物館となっています。

(スイス政府観光局ホームページより引用)


   村は700戸ぐらいの規模であろうか 小じんまりとしたところである。

 聖ヨハネ・ベネディクト会修道院を望む。 周りには牧場があり、牛たちが思いおもいに草を食んでいた。






 修道院境内に入るとすぐ右が墓地になっていて綺麗な花が飾られていた。


 壁には変った形の日時計があった。



 聖ヨハネ・ベネディクト会修道院には美術館もあり、これが入り口にあった営業案内である。

 入場料 12CHF (8EUR)

内部に入ると堂内は一面の壁画でいっぱいであった。




 しかし、一部は切り取られて・・・・・・

 なんでもチューリッヒの博物館に展示されてるとか(・_・;)



 街の建物の入り口にも壁画模様があちこちに見受けられる。

 ちょうど街ではミサ(?)が行われていて、終わるとキリスト様を輿のようなもので教会の堂内まで運び込んだ。



  また、修道院の裏に廻るとそこは一面の草原で雄大な景色が広がっていた。

 さて、帰ろうとしてバス停でツェルネッツ行きのポストバスを待っていたが、友人たちの意思疎通が悪くイタリア行きとツェルネッツ行きのどちらにするか、少し乗車を躊躇してたら、ツェルネッツ行きバスはスーッと行ってしまった。(・_・;)

 バスは1時間に1本、時間が出来たので、修道院に併設されてる博物館の見学とバス停近くのレストランでお茶をして、今度はツェルネッツ行きのバスにちゃんと乗って帰路についた。

 明日はシルスマリア滞在を切り上げてツェエルマットに移動する。こちらの様子は"氷河特急の旅"をご覧あれ。

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