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サン・モリッツからツェルマットへ

-  クールからオーバーアルプバスへ -






サン・モリッツからクールに向けて列車は走ってゆく。

"新型車両を導入。エアコン完備の車内、テーブル付きの広い座席、日本語を含む6カ国語で説明が聞けるヘッドフォン、座席まで出来たての食事を運んでくるサービスなど、ワンランク上の快適さ"
とのことで先ずはお手並み拝見。

但し、窓はパノラマ状に見渡せるが開閉できないので全て画像はガラス越しであることをご容赦願いたい。

(使用カメラは CANON IXY900ISです。)


 ところで座席番号を確認して座ったら、向かい合わせのタイ人風の50歳を超えてもう少しのご婦人が突然日本語で話しかけてきた。(左の窓際の女性。実は彼女はれっきとした日本人だった。)


 "自分は一人旅で日本語以外一切話せない。しかし、スイスの一人旅はこれで数度目。今日はアンデルマットまで行き、そこからポストバスで○○まで行くつもり。ただし宿は取ってないので行き当たりばったりであるが・・・・・・"

"車内放送も良く聞き取れないので アンデルマットの電光表示が出るのを見てるが、アンデルマットのイニシャルは何か?"

などと、ものすごく度胸のあるご婦人! 

 私は目をまんまる(・_・;)  それなりにお話しして、暫くして私の指定番号が違ってることに気づき、私は本来の席に移っていったので彼女のことはその後忘れていた。




 標高約1800mのサン・モリッツからクールまではおよそ1000mほども下ってゆく。

 こんな深い谷もところどころに・・・・・・


  ベルギューンを過ぎてしばらくして、売り物の石造りのランドヴァッサー橋が見えてきたが車内からは・・・・・・・・・
写すのは無理!(ーー;)

  ランドヴァッサー橋の様子はこんな姿       (出典:https://www.yuu-koma.jp/?p=12858)


 2等のパノラマカーはこんな風に見える。エアコンも効いて、イヤーホンからはビューポイントではチャンネルを合わせれば日本語の案内も流れてきた。

    クールを過ぎてまた少しずつ登ってゆく。

    途中駅ではスイスらしくミルク缶の台車が・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 先頭車両付近の席だったので、大きなカーブに差し掛かると、こんな風に長い列車と周りの景色を見ることが出来る。
 乗客には思いのほか日本人は少なかった。



ようやく 雪山が見え始めた。


すれ違ったサン・モリッツ行きの氷河特急。

 

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