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- 常栄寺 雪舟庭 (山口) -
(2006 Nov.)



山口駅から車で10分ほどのところに常栄寺はある。



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雪舟について:
備中(岡山)で生まれ、京都で禅僧として修行を積みながら絵を学ぶ。

山口を訪れたのは30代中ば頃。大内氏の遣明船で1468年明国へ渡り、明国ので絵の技法や風物を吸収し、2年後に帰国後は周防のほか豊後や石見で創作活動を行う。

晩年は山口で過ごしたといわれる。


寺の説明によると

山口市宮野下にある常栄寺は15世紀末(室町時代中期)大内政弘の時代に、大内教弘の夫人妙喜寺殿宗岡妙正大姉の菩提寺妙喜寺の庭として造られたもの。

妙喜寺は後に毛利氏が防長に移った毛利隆元の夫人妙寿大姉の菩提寺となり名を現在名に改めた。

 約15,600uの庭園は、今から500年前、妙喜寺の時代に、大内政弘が別荘として、画僧雪舟に築庭させたものと伝えられ、現在国の史跡名勝に指定されているとのこと。










三門から鐘楼を望む。

部屋の壁に無造作に雪舟禅師の肖像が掛けられていた。
生誕は1420年 岡山県総社市で 最後は益田市にて86歳まで存命とか。

   

 本堂前の石庭  

雪舟作?

本堂


雪舟庭:
 庭は本堂の北面にあり、東、西、北の三方を囲む山林を背景に水と石を美しく配し、枯山水、枯滝を設けた池泉回遊式庭園です。

 中国大陸を象徴する三山五嶽の石組みや日本の富士山になぞらえた石組みなど、広大なイメージを無数の石で表現しているほか、内庭全面は芝生で覆い、一木も用いず、わずかなさつき、つつじを植え込んで、山林雲煙を表しています。



何故か数年前のポスターが障子に貼られていた。

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