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- 箱根夏まつり「鳥居焼まつり&流灯祭」 -

その1

Let's Enjoy伊豆・箱根 サイト 口上(ホームページより抜粋・引用)

 芦ノ湖・湖水の祭りは箱根の三大祭りの一つといわれるユニークな祭りです。その起こりは箱根権現の御手池である芦ノ湖。その湖水を貧しさのために汚した里人は、湖水の龍神の怒りにふれ、恐ろしい疫病に悩まされました。

 困り果てた里人は龍神の怒りを鎮めるため、その昔、男女龍が姿をあらわしたという獅子木近くに鳥居を組み、荒湯駒方権現の例祭の夜にこの鳥居を焚いて龍神に捧げました。

 今でも駒形神社での神事に続き、湖水に浮かぶ大鳥居2基と花火、灯篭の火影が湖水を美しく彩ります。

鳥居焼き祭りの序章:
 夜の帳が下りてとっぷりと暮れた湖畔に2人の神主を乗せた船が湖面にしつらえられた鳥居に近づき、松明で鳥居に点火する。

 先ずは湖畔から見て右側の支柱に火をつける。
 (湖面の数本のドラム缶には灯油が入っており、それを燃料にして木製の鳥居は1時間余りで燃え尽きる。)

 船は右側支柱に火をつけるべく廻りこむ。




右側支柱にも点火。

 神主を乗せた船は湖畔へと引き返す。
 これで鳥居焼きは徐序にクライマックスへ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



鳥居の高さは6メートル余りとか。
2基立てられる。




湖水には遊覧船が数隻出航して湖中央辺りから鳥居焼きを観覧している。
鳥居の周りにはあらかじめ用意されたたくさんの灯篭が放たれ、湖面を漂う。


放たれた灯篭は風に乗り、焼ける鳥居の周りから元箱根の湖畔に向けて流されてくる。

 

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