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- '05嵐山・嵯峨野の紅葉 -

その4;愛宕念仏寺へ




 天龍寺を出るとそこはうっそうとした孟宗竹の林の中を一本道が通っている。
"昼なお暗い竹の並木"である。


 更に奥嵯峨に向けて小道を進んでゆく
 


 途中の小道の紅葉も綺麗だ。



 奥嵯峨を清滝方面にしばらく歩いて行くと 愛宕念仏寺に出る。


境内図



 愛宕念仏寺

 もとは東山の地に奈良時代以前に愛宕寺として建てられたという古刹で、平安時代の初期に、鴨川の洪水で堂宇が流失してしまい、再興を発願された人皇六十代醍醐天皇は、天台の僧『千観内供(せんかんないぐう)』に命じて再興させ、当覚山愛宕院(とうがくざんおたぎいん)と号し、これより比叡山の末寺となる。


  従来、東山の地松原通弓矢町にあったが、大正11年堂宇の保存とあたご山との信仰的な関係から、3ヵ年をかけて奥嵯峨・仏野(あだしの)に移築された。


 ここには1,200体に及ぶ羅漢像が祀られており、一種独特の雰囲気を醸し出している。


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