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メンリッヘン - クライネシャディック トレイル

 (その1)


 さて 憧れのスイス!

 今回のベルナーオーバーランド探索の逗留地はヴェンゲン。

 到着までのいきさつは "ヴェンゲン" にて述べるが先ずは2日目、翌朝の情景を・・・・



ヴェンゲンの朝。

 メインストリートの背後には朝日を受けたユングフラウが望める。

 横断幕にはユングフラウを中心に連山の絵が・・・・・・・・

 環境保存の観点からガソリン車は乗り入れ不可。街を走るのはすべて電気自動車である。
 ヴェンゲンからロープウェイでメンリッヘンへ。ロープウェイは朝8時から15分ピッチでメンリッヘンへ。所要時間約10分。見上げる稜線まで一気に・・・・・。標高差はおよそ900mである。


 一番便を目の前で逃がしてしまった。近くのコープでミネラルウォータを調達して10分ほど時間調整をして乗り込む。

 ロープウェイは10人乗り程度で早朝ではほとんどお客は居ない。

 それを登ると メンリッヘン;標高2230m。
 ロープウェイを降りて背後の山を100mほど登る。

 正面にアイガー、メンヒ、ユングフラウを臨める絶好のポジションである。
 フィルストやシーニゲ・プラッテは遥か後方からのパノラマであるが、ここメンリッヘンは間近にこれらの名山を俯瞰できる。

今日はこの稜線の メンリッヘン - クライネシャディック トレイル を歩く。


 鳥瞰図で示すとこのようになる。


(ユングフラウ鉄道パンフより抜粋)

 背後の山に100mほど登って振り返ると、アイガー、メンヒ、ユングフラウが・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 右下には今、登ってきたヴェンゲンの谷間が・・・・・・・・・・
       さらにユングフラウの右手奥にはブライトホルンなどなどが連なる。

 メンリッヘンの小高い山に登ってアイガー、メンヒ、ユングフラウなどの一連の大パノラマを楽しむ。
うーん、いい眺めだ!

 朝日を浴びたアイガーの雄姿!

 山の天気は変わりやすく、雲がぐんぐん湧いてくる。

 アイガーの麓はグリンデルワルドの街である。

 右手のヴェンゲン、ミューレン方向の谷の上空には雲が・・・・・・・・・・

 その上にベルナーオーバランドの山々が聳え立つ。

 12mm超広角レンズ装着で撮っても EOS-20D だと19mm相当でせいぜいこの程度までしか捉えることが出来ない。
 そのスケールの大きさを想像戴きたい。
 (あと1週間で EOS-5D(フルサイズ12mmで撮れる)が手に入るのに・・・・・・残念!)


 さて、30分ほどメンリッヘンでの眺望を楽しんだあと、メンリッヘンからクライネシャディックへとなだらかな山腹を縫ってトレイルを進む。

 雲が湧いたり消えたり短時間に繰り返す。

 そのちょっとの間、雲の間に遠くにはヴェッターホルンが望める。この雲に隠れた谷間がグリンデルワルドである。



 山の天気は気まぐれですぐに雲が掛かったり、さーっと晴れたりする。

 幅4mほどのトレイルを一路クライネシャディックへ・・・・・・・

 雲の合間にアイガーが見え隠れ。

 さっと晴れて アイガー、メンヒ、ユングフラウの揃い踏み。
めったにこんな状況にはめぐり遇えない。ラッキー!

トレイルを行きかう人はほとんど居ない。すれ違ったのは2人だけというのどかな風景である。

   太陽はアイガーの真上に差し掛かる。
 
 こんな山肌を縫って進む。




 クライネシャディックが近くなってきた。

 アイガー、メンヒは左斜め前の方向に、ユングフラウが眼前に迫ってきた。

 トレイルの周りには放牧の牛たちがカウベルをつけて牧草を食べていた。

 

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