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-  東大寺・修二会  その3 -

出番を待つお松明。


籠松明以外の他の日の松明は長さ6〜8m重さ40kgあり、バランスを取るため、根が付けられている。

使われる日の早朝に担ぐ童子自身が食堂(じきどう)脇で作る。



 この松明は上堂の松明といわれ、本来は、初夜の行を始めるために練行衆が登り廊を登るときに道明かりとして焚かれるもので、一人の童子が松明をかざして、後に一人の練行衆が続き、入堂された後に、その松明を舞台(欄干)に回り、火を振り回すのである。

 その後、裏に回り水槽で消され、上がってきた登り廊を降りていく。


 
 

お松明を廻して火の粉を落とす。

 

 

 



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