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ナイアガラの滝 概要

 ナイアガラへは "ナイアガラエアバス" の空港送迎を利用、宿泊ホテルNiagara Falls Marriott Fallsviewまで要は乗り合いタクシーである。料金は$85.5(税込)で30マイル弱の道のりで所要時間は40分ほどであった。

 ホテルはカナダ側のカナダ滝を見下ろすちょっとだけ高台にあり、部屋は6階の名前の通りFallsviewであった。

 ここからはカナダ滝はもちろん、アメリカ滝、レインボーブリッジ方面も見通しが利く素晴らしいものであった。

ナイアガラの滝

 南米のイグアスの滝、アフリカのビクトリアの滝と並んで世界3大瀑布に数えられているナイアガラの滝は五大湖のエリー湖からオンタリオ湖に流れるナイアガラ川の中流にかかる。

 この巨大な滝は、ゴート島を挟んでアメリカ滝とカナダ滝の2つに分かれている。アメリカ滝は高さ55m、幅320m、カナダ滝は高さ51m、波頭幅762mでその形からホース・シュー(馬蹄)滝とも呼ばれている。

 滝が形成されたのは約1万2000年前で氷河が溶けたことによりエリー湖が隆起し、流れ出した水がナイアガラ断層の急崖で滝になったと考えられている。滝は侵食により年々後退していて初めは現在の位置から11km下流にあったそうだ。

 今回そのスケールの大きさを、主に12mm(実質19mm)の超広角レンズで収めてみた。

ホテルNiagara Falls Marriott Fallsview 部屋からの眺望

 下流側にかかる レインボーブリッジ。(これはカナダ・アメリカ国境で橋の両側にそれぞれイミグレーションがある)
 その橋の上から ナイアガラの滝を見る。左岸がアメリカで右岸がカナダである。右岸のカナダ滝側にはホテル群が・・・・・・・
  
 両岸の川下には 滝下まで運行している遊覧船"霧の乙女号"の発着船着場がある。




先ずはカナダ滝。

 馬蹄形の滝幅は上述のとおり幅675m
の雄大さである。

 その水量の豊富さはものすごく、滝壷にたたきつけられる水飛沫は白煙となって空高く舞い上がる。その量は早朝にもっとも高く舞い上がる。天気のときはこの水飛沫に太陽光線が当り、綺麗な虹を演出する。
(虹編は後述)

 滝周辺の天気の変化はめまぐるしく、暗雲が垂れ込めていても2時間もすれば真っ青な青空が広がってきた。








 これがアメリカ滝とレインボーブリッジ。

 レインボーブリッジはおよそ200mほどの長さで高さは70mほどであろうか。高所恐怖症の私には欄干の近くは怖くて歩けなかった。









 カナダ側の遊歩道の崖には黄色や白の草花が咲き乱れ、荒々しい中にも一服の清涼剤であった。

 アメリカ滝の横には川に張り出した展望タワー(高さ86mだそうだ)もあったが、怖くて近づけなかった。

 この展望台の下にアメリカ側の霧の乙女号の船着場があった。


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