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 三千院 ー

 三千院は、また梶井門跡と呼ばれ、古くは東坂本に里坊がありましたが、中世以降、大原魚山の来迎院、勝林院、往生極楽院などの寺々を管理するために大原に政所を設けたのが前身です。明治になって三千院と公称するようになりました。

 およそ2,600平方メートルの境内には往生極楽院をはじめ、本尊薬師如来・救世観音・不動明王を祀る宸殿、明治画壇に活躍した下村観山・鈴木松年・竹内栖鳳・望月玉泉・今尾景年・菊池芳文などの襖絵がある客殿、そして客殿の前には江戸初期の茶人として有名な金森宗和が手がけたと言われる池泉鑑賞式の庭園・聚碧園、宸殿前の庭園・有清園があり、四季折々の景観を楽しむことが出来ます。

(三千院ホームページより抜粋)


 三千院には 2003年10月下旬と2009年11月下旬に訪問した。

 2003年10月下旬ではまだ木は青々としていて紅葉のかけらも見られなかったが2009年11月下旬では紅葉も末期であった。

 ここでは順不同でこれらの風景を紹介します。


 参道のお土産屋さんもさすがに京風情が施されている。

境内図

境内の北側を流れる川を「律川(りつせん)」、南側を流れる川を「呂川(りょせん)」と呼びます。

 これは天台宗の声明音律(しょうみょうおんりつ)の「呂律(りょりつ)」にちなんで名づけられたといわれています。

 なお、”「呂律」がまわらない” はここからきているらしい。

 先ずは御殿門を入って宸殿(しんでん) から往生極楽院 方向に広がる 有清園(ゆうせいえん) の風景



 2003年10月下旬


 前方に見えるのが往生極楽院

  2009年11月下旬


 



往生極楽院 を正面から

 往生極楽院から朱雀門方面の庭園に わらべ地蔵が・・・・。向こうに見えるのが往生極楽院。













 弁財天

  往生極楽院を過ぎ、金色不動堂に向かう参道脇に、弁財天が祀られています。
『京の七福神』のうちの一つ 



色づく聚碧園 を客殿 から眺める



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