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室生寺 (その2)

国宝 金堂:平安時代前期の建築


軍茶利明王石仏:岩に彫られた明王像。

奥に天神社が見える。

金堂からさらにこの石段を登ると本堂がある。

国宝 本堂(潅頂堂)

ここは真言密教の最も大切な法儀である灌頂を行う堂で、真言寺院の中心であるところから本堂、或いは灌頂堂と言い延慶元年(1308)の建立。 五間四方入母屋造りの大きな建築で、和様と大仏様の折衷様式を示す。 .

本堂と五重塔


五重塔

 本堂横の高い石段の上に優しく立つこの塔は、屋外に立つ五重塔としては我が国で最も小さく、また法隆寺五重塔に次ぐ古塔であったが、平成10年(1998)9月22日の台風7号によって杉の巨木が倒れかかり、五層すべてで背面のひさしが破壊されるという大きな損傷を受け、平成12年9月、7ヶ月かけて修復工事を完了した。
(2003年4月)


奥の院への石段


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